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隔離をドンマイって言う、その感性

仕事上のやりとりでメールしてもしても返事が来なかったこの人から、いきなり電話がかかってきた。

なんだろ、一応一般的にはすごいお仕事をされてるのだけど(一応って失礼かな)、ゆるい。ゆるすぎる。開口一番、ど〜も〜、って。芸人かよ。

私がしつこく「ご確認とご返信お願いいたします」メールを送りまくっていたからか、本日申し訳なさげに返信があったと思ったら直後に電話かかってきた。適度な平謝りの後(嫌味じゃないよ)、色々と確認事項を話した。先週に別件で連絡したメールも開封すらしてないってコラ!と思いながらも、「頂いたお電話で恐縮ですが、」の最強フレーズを使い、ついでに説明と了承を得る。ナイス自分。

なんだろ、お仕事にそぐわない感じでフランクなんだな。

仕事の話がひと段落した時に、「yucapokiさんて現地にいるんですよね?」と。え、いるから電話繋がるんですけど(笑)分かってて電話したんじゃないんかい。で、せっかくなので私の隔離珍道中を一通り話した。そしたら、

ドンマイです〜

まずね、ドンマイって言葉、最近使わなくないですか?久々に聞いたわ、と思ったのが一つ。そして隔離で大変だったことをドンマイで片づけちゃうその感じ、ツボった。人によってはそんなこと言われたらドン引きかもしれないけど、私はゆるい感じで言われたドンマイでなんとなく救われた。そうよね、別になんともなかったんだからそれでいいんだ、って。

ドンマイ発言の後も、ちゃんと気遣いの言葉もあった。ただし持ち前のユニークな表現を色々としてたけど。

しばらく忙しいらしいけど(私だって忙しいわい)近々ご挨拶をという話で終了。その後、インスタントメッセージで色々と仕事のことで質問され、急に繋がりやすくなったな、おい、とつっこむ。さらに補足の情報をメールしたら、友達かよって書き方の返事が返ってきた。なんなんだ、この人は。面白すぎる。

やはり私が押した変態認定に間違いはなかった。ふつうに仕事以外で友達になりたいと思った。