見出し画像

お役所よ、段取りと人権について考えたまえ。

悪口書きます。

本日、PCR検査のため久々のシャバへ。マスク越しでも外の空気を吸えるって最高。日に当たれるって最高。自由に歩けるって最高。

現地のいわゆる厚労省的なところが行う検査。大きめのテントに対応する職員1名のみ。そいつがなぜか1人ずつから個人情報を聞き取り、書類に記入する。え、なぜ書類を配布しない?英語も中国語も訳書いてあるし。そしてこいつの英語がものすごく下手で、アクセントが強烈すぎて聞き取れない。そのせいで1人あたりの書類作成に5分くらいかかってる。中国人とか英語が分からないからか何も進まない。

私の番、住所を聞かれていたらしいのだけど、何を言ってるか、何をしたいのかさっぱりわからない。だから「はぁ?!はぁ?!!」と聞き返す嫌な外国人となる。そしてハーオーユー?と聞かれ、あ、How are you? かなと思ってGoodって答えたら、ノー!ハーオーユー!ってキレ気味で聞かれ、書類をチラ見したら年齢だった。あー、How old are you?のことかいな。全然違うだろうが、このすっとこどっこい!とキレる。

順番が回ってくるまでこいつの対応を見ていた時、前に並んでいたアイルランド人の素敵なおじさんが私に、「これは本当に現地の厚労省がやってるものなのだよね?これだけコミュニケーションが取れないのに何故このやり方をするのか意味が分からない」と呆れた感じで話しかけてきた。I totally agreeでございます。

そして途中から別の職員登場。なぜ、おぬしは最初から来ないのか。書類が終わった人たちおそらく1時間くらい待ちぼうけくらってた。そしてベリベリと検査キットを取り出して準備するのに10分。段取り悪すぎだろ。検査の間に強風が吹いて検査キット飛ばされてるし。馬鹿野郎である。

PCRのやり方って国によるのか、鼻スワブと頬の裏側の粘膜をグリグリやられた。気持ち悪すぎる。そもそも異物が体内に入るのがものすごく嫌いな私としては鼻スワブもかなり嫌だったけど、この謎の口の中グリグリも嫌だった。

で、笑っちゃいけないのだけど、私の前に並んでいた日本人の親子、子どもは5歳くらいで、この子がまあ大変だった。並んでる時はとてもおとなしくしていたのだが、検査の順番になったら泣き叫び暴れ出した。いやーーー!嫌だ!嫌だ!いやーーー!!と。1人の職員では対応しきれず、書類担当のすっとこどっこいも参戦し、そしたら子どもも危機感からなのか、ぎゃーーー!!やめてーーーー!!と。5分の格闘の末、羽交締めに近い形で強制的に検査用の棒を鼻に入れられて、終了。

うん、なんだろ。可哀想、だよね。大人の私でも嫌なこと、子どもからしたらなかなかのサイズの棒を鼻に無理矢理突っ込まれる恐怖はそれはそれはだと思う。同伴してたこの子の父親も、もうちょっと良い声掛けすれば良いのに、ひたすら押さえつけるだけ。どいつもこいつも。

コロナ禍で帰国した時も空港の検疫で謎に待たされまくって、何待ちなのか分からなくて不愉快だったことを思い出す。お役所というのは段取りというものを知らないのかいな。事前にいくらでも工夫できるだろうが、馬鹿野郎が。あとは適切な人員を配置するという基本中の基本がなってない。

これは関係ないけど、中国人のおっさんが鼻スワブのせいで鼻がむずむずするのか知らんけど、やたらとクシャミを連発。マスクをせずに。揃いも揃ってバカばかり。それを見たアイルランド人のおじさん、冷静に「マスクをしてください。マスクの意味を考えればわかることだ」と中国人のおっさんへ。あいつ絶対英語理解してないけど。

シャバに出たのにストレスが溜まった私であった。そして検査結果に数日を要するとかで隔離がまだ続く。ハゲそう。