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人嫌いなのに人にかかわるのは面白いという矛盾

私は子どもの頃からまあまあな人嫌いである。人嫌いの定義がよく分からんけど、要するに集団が苦手である。学校、嫌い。班活動、嫌い。部活の類、嫌い。学校行事、嫌い。グループ、嫌い、女子グループ、もっと嫌い。嫌いに溢れた学生時代である。小中高、どんどんと適応できなくなっていった。そして小中高の友達は今、基本的に誰もいない。連絡取れる人が二人だけ。もう1年以上連絡してないけど。

アメリカに行ったことでこの嫌いに溢れた学生時代が終わった。人とのかかわり方において、日本人特有のやり方または暗黙のルールみたいなのがダメだったんだと思う。みんなと同じ。輪を乱すな。長いものに巻かれろ。全部無理。今ならすべてが馬鹿馬鹿しくてくだらないと言えるが、子どもの頃に受ける社会圧は侮ったらあかん。

人嫌いだけど人にかかわる仕事をしようと思ったのは、人の可能性を見て感じたいからなのだと思う。

集合体としての人は引き続き苦手なので、やはり組織は向いてないのだけど、組織の中のグループに属さず、あくまで個体としてかかわりを持つ分には意外と平気なのだと気づく。

今の仕事も人に関わる仕事で、がっつりがっつりかかわる。そして人の成長が見れる仕事でもある。だから面白い。色んな人に関わることができる。今週はその人たち一人一人と対面する機会があり(1日20人くらいと対面)、改めて人って面白いと思った。あくまで個レベルで。集団と化した段階でかかわりは絶ちたいという気持ちは変わらない。

noteも同じ。個々で繋がってるものが気づいたら勝手にどっかの輪に入れられてたとか、本当ご勘弁を、と思う。今、そういう人はいないのでいいんだけど、つくづく私は、自分のことをOne of youにされるのが超絶嫌いなのだ。しかも勝手に。一対一で十分だから。

今日も一対一で対面して話を聞いて、One of themだった人が一人の個になったら、ああなるほどね~と思ったのだ。何がかはよく分かりません。言語化できないアレよ。ありきたりなつまんない人もいるけど(まさにOne of them)、想いや目的に個性があったら急に面白くなるんだなと思った。

ていう意味プーな話。昨晩、今日からの怒涛スケジュールのことを心配しすぎてまさかの眠れない。なんて繊細な私の御心。めんどくせーな。