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グリンスはいいぞ!

最近グリンスという殺菌石鹸を買った。
これはその道の仕事の人なら定番のアイテムのようで、行為を始める前に客の身体をこれで洗ってあげたりするようだ。

これがまたとんでもなく良い商品なのである!

やっぱりそういう事をするとなるとアソコのニオイは気になる。が、これを使ってからかなり改善された。

ニオイもそうだが、オリモノの量が圧倒的に減った。
というか無くなった。 
オリモノっておマンコを洗ってないから出てきてたんだね。

『オリモノは成熟した女性なら誰にでもあるもの。』
『常在菌が死んじゃうからデリケートゾーンは洗わない方がいいよ♪』

とか言われてたけど嘘じゃん!
お陰でパンツが汚れないから頻繁に買い替えなくても済む。とても経済的だ。

最近は朝のトイレ時に脱いだパンツを嗅いで『今日もいい匂いだなぁ~』と悦に浸るのが日課だ。

シモのケアセットで言うと、初めてタンポンを使った時の衝撃も忘れられない。

今の性教育はどうなっているか分からないが、私の時代の学校の性教育では『生理が来たらナプキンを使いましょう』と言うのが定説だった。

今でも女の子向け雑誌の初潮特集を見ると、ナプキンは

『昼用、夜用、たくさん種類があるよ!』
『ナプキンを入れられる可愛いポーチはコレ!』
『みんなが使っている人気ナプキンは?』

と話題に尽きないが、タンポンに関しては隅っこに小さくイラストが描かれているのみで、『あ、そうそう。タンポンってのもあるよ。それじゃまた。』といった冷遇具合だ。だからあまり状況は変わっていないと推察する。

世間の誰もタンポンの事について教えてくれない。

ナプキンというのは実に不便だ。
要するに小さなオムツみたいな物なのでどうしてもパンツが膨れ上がるし、すぐに血が横漏れするし、そもそも一回膣外に漏れ出てる血をパンツの上で吸収してるだけだからニオイもすごいしで散々だ。
おまけに時間が経つと陰部にへばりついた血が固まって、取る時かさぶたみたいに痛い。

一方、タンポンならパンツが汚れない、おマンコに血がつかない。ニオイも出ない、かさばる事もない。ナプキンの負の側面を全て解決できる。

中学生の頃、薬局でなんとなくタンポンを買って使ってみた時、その便利さに大変驚いた。

そうなると『じゃあナプキンの良さってなんだ?』となる。
なんで親や教師はナプキンしか教えてくれなかったんだ?

答えは1つ。
『マンコに物を入れるなんてはしたない』
きっとそんな下らない処女信仰だ。
おそらくマンコに物を突っ込むと性に淫らになるとか、処女性が失われるとか、そんな理由で教えられなかったんだ!

当時の私は猜疑心(さいぎしん)の強い拗らせ思春期だったので、本気でそう思い怒り狂った。

自分の子どもは処女でいてほしい、マンコに穴が空いてる事すら知られたくない。そんなオトナたちのエゴで今まで不便を被られていたのか!!!?

くうぅ、なんて事だ!
この事実を一刻も早く誰かに伝えないと!

私はトイレから勢い良く飛び出し、近くでゲームをしていた弟にこの事を話した。

弟はまだ小学校低学年で生理も何も分からなかっただろうが、この世がいかに陰謀に満ちているかを必死で語る私の形相にタダ事じゃないと悟ったのだろう。真剣に耳を傾けていた。

今思うと何してんだお前という話だが、今でもそんな思いになることがある。

『タンポン使えばニオイが出ないよ』とか、『マンコはグリンスで洗うといいよ』とか、もっと早く教えて欲しかった。

ニオイのコンプレックスは今でも抜けなくて、セックスの時のクンニは誰であってもNGにしている。

女性を気持ちよくしてあげたいというおもてなしの心は大変ありがたいが、やっぱり気になってしまうのだ。

当然、彼氏であってもクンニは厳禁だ。どうしてもしたい!と言われた際は『クンニは癌の原因になるからダメだよ…』と断っている。
(これは陰謀論でなく本当↓)