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緊縛教室に通う、Aさんから聞いた話だ。 ある時、変態が集まるマニア掲示板でこんな投稿を見つけた。 『私の妻を寝取ってくれませんか?』 その掲示板では寝取られ願望を持つカップルの書き込みが度々投稿される。 これもよくある書き込みの1つだった。 内容は自宅で乱交パーティーをする事。妻がたくさんの男に犯されるのを見たいので、複数人で来て欲しい事が書かれていた。 Aさんは乱交にそこまで興味は無い。 だが、この投稿はなんとなく気になった。 というのも、開催場所がたまたま住ん
今年からおしり専門のM性感で働きはじめた。 風俗で働き始めた理由はまた別に詳しく書いていこうと思うが、 『風俗って実際儲かるの?』 『ホストに数百万貢げるくらい稼げちゃうの?』 『やっぱり身体を売るってメンタルが病むの?』 といった、巷で噂されている風俗都市伝説の真偽を確かめたいという理由で始めたというのも1つの理由だ。 じゃあ実際どうなのかと言うと、今の所平穏に働けている。 週刊誌で書かれているような、破滅的でドン底な人生へ転落するといった事はないし、ネットマンガ
風俗店のホームページを見ると、だいたいどの店舗にもキャスト紹介のページがある。 そこには嬢のプロフィールが掲載されていて、年齢やスリーサイズ、店によっては『初体験はいつ?』といった赤裸々な事まで掲載されている。 その中でも定番の質問項目は『Sですか?Mですか?』という項目だ。 風俗未経験の子や、あまり自主性の無い子はよく分からず『Mです。』と書いてしまうのだが、実はこれ、よくやりがちなミスなのだという。 というのもM売りにすると客の質が悪くなるそうだ。 つまるところ『コ
そんな大層な徳を積んでる訳でもない私だが、それでも10代、20代前半の若い子と比べると人生経験におけるアドバンテージみたいなものはある。 その経験の差があればあるほど『流石姉さんッス!』といった具合で神格化される訳だ。 …でもそれで調子に乗って思い上がると卑しい老害人生の始まりだという事は分かる。だから若い子に褒められても常に謙虚な姿勢でいたいと思う。 それに年下の子だからといって過度に子ども扱いするのも危険だ。 なぜならこれから自立していく彼らの人生を壊してしまうから
パートナーを交換してセックスする“スワッピング”。 そんな性癖を持つ人たちが集まるラブホテルが六本木に存在する。 そのホテルの常連である彼は、その日ホテルでとある夫婦と仲良くなった。 夫婦は寝取られが好きで、夫の方は知らない男のチンコで喘ぐ妻を見ながらオナニーするのが好きなのだそうだ。 話していてお互い気が合ったため、それじゃあセックスしようかという話になった。 男は夫婦が泊まっている部屋へ向かう。 奥さんも物好きな様子だ。部屋に着くなり彼をベッドに押し倒し、チンコを
今でこそ“イベント界隈”で顔を利かせているK氏であるが、意外にも彼の性の目覚めは遅咲きだったようだ。 童貞を捨てたのも20代後半になってからだったという。 K氏の初めての相手は官能小説家の女性だった。 女性とは知り合いの飲み会を通じて知り合った。 その女性はK氏よりも一回り年齢が高いお姉様だった。 特に童貞という事を隠している訳ではなかったので、飲み会の場で自分が童貞であることを告げると、女性はK氏に興味を持ったようだった。K氏も童貞とは言えど、女性に奥手という訳では無
SM歴30年のベテラン、スガさんは御歳53歳になるイケオジだ。関西出身らしく口達者で、面白い事を言って場を和ますムードメーカーでもある。 そんな彼には奥さんと2人の娘がいるのだが、奥さんとは2人目の子どもができた以降、一切セックスをしていないという。 彼が27歳の時である。 奥さんから2人目の子どもが出来たかもしれないという報告を受け、夫婦2人で仲むつましく産婦人科に足を運んだ。 結果はやはりおめでたで、スガさんは大いに喜んだそうだ。 『おめでとう。良かったな。』 病
別れても恋人の事を忘れられないのは男性に多い…という説は嘘か誠か分からないが、彼はそのタイプだった。 ひょんなキッカケですれ違い、別れてしまった元カノのことを随分長く引きずっていたのだ。 その未練っぷりは別れてからも定期的に元カノのSNSを見るぐらいにはあった。 当然本アカはブロックされている。だから彼は新しくアカウントを作って、自分だとはバレないようにコッソリと元カノの様子を観察していた。 元カノは趣味で演劇をやっている。SNSでもその様子が定期的に上げられていて、写
SMプレイというと世間的にはマニアックなイメージで、普通のセックスに飽きた熟年層が好む趣味と思われがちだ。 だが、意外な事にSMプレイを好むのは16歳~20代前半の若い女の子たちが多いのだという。 『だって中二病っぽいじゃない?』 都内でSMバーを経営する女性オーナー、うにさんはそう語っていた。 確かに言われてみればSMって『悪い男に犯される私…』みたいなカタルシスに浸れるし、ドラマチックな出来事を夢見る若い年齢の子には受けそうだ。 自傷行為の延長上としてSMを楽し
女性用風俗で好みの客、ないしは自分のキャパ内の客としかセックスしない輩のことを『趣味ピ』と言うらしい。 趣味セラピスト、の略だそうだ。 こういう言葉があるってことは、女風というのは『プロとかなんとか言って、結局はアンタがヤりたいだけでしょ』と疑われてるってことだ。 そりゃ一般的には男が女を求めるのが普通で、出会い系なんかじゃ女性1人に何百人もの『初めまして!ぜひお会いしたいです』メールが来るのだ。 ヤりたいだけだろ?と思われるのも無理はない。 女風をやるにはこの障壁を
アングラ界隈で行われている乱交会やセックスパーティー。女性はだいたい無料で参加できるが、男性がパーティに参加するには参加費が必要だ。 個人が開催する趣味のパーティーであれば、参加費は場所代や食事代をワリカンで払う程度の金額なのだが、中には『営利目的』で開催されているパーティーもあるらしい。 パーティーマニアのジュン氏いわく、SNSで目に付くパーティー募集は殆どが営利目的だという。 『っていうのもオレ、1回ヤバいパーティー引き当てちゃってさぁ…』 普段は知り合いが開催す
都内某所の公園は青姦スポットとして有名だ。 夜な夜なカップルたちが訪れ、愛情を深める行為に勤しんでいる。 ハプニングバーの高い入店料を払わなくとも、ここでは無料でセックスが見放題なのだという。 しかし、初見の人間が勝手に覗き行為をしていると注意を受ける事になる。 『何勝手に見てるんだ』 実は公園の覗きスポットにはそれぞれに“縄張り”が存在する。 縄張りを無視し、勝手に立ち入ることは許されない。 公園の覗き行為を取り仕切る彼らは『覗き屋さん』と呼ばれている。 覗き屋さ