1日目②入院後のこと

明け方、車椅子で病棟の4人部屋の一角に運ばれます。

夜間外来であんなに眠かったのにほぼ寝付けず、ベッドに転がったまま夫とLINEしてました。

トイレに行きたくなったら初回は付き添いが必要だからコールしてと言われるけど、トイレといえば家でのドバドバ出血のイメージしか湧かず行きたくない…

膀胱に貯めれば貯めるほど張りやすいのに、そのまま朝食まで我慢しちゃいました。

結果、新規の鮮やかな出血はなし。茶色い残り香みたいなのがあるのみでした。


出血直後の緊急入院だからか、オリエンテーション、心音確認、NST、様子伺いと看護師さん助産師さんがしょっちゅう来てくれます。

気のせいかもしれないけど、出血前と比べるとお腹の張り方がなんか違う…?

弱いけど張る頻度が増した気がしました。

そして中の人が凄く動いてるのは相変わらず感じるけど、チクチクした痛みがあることが増えました。

まさか元気すぎて中から胎盤剥がそうとしてるんじゃないでしょうね…?
できるのか知らないけど、やめてね…?( ˆ꒳​ˆ; )

何にせよ、これまで以上に要注意な体であることに間違いないんだなぁと思い知らされました。

何かあれば遠慮なくいつでも呼んでね、と先生も看護師さん助産師さんも言ってくれて本当に来てくれる環境は心強いです。



私は要注意とは言え絶対安静ではなく、病棟内のみなら一人で歩いていいと先生から言われました。

なのでトイレやお茶を汲む時ついでに少しずつ散策します。

Wi-Fiなしかつ持ち込み不可な周産期センターにめちゃめちゃ最低限の暇つぶししか用意してない、おまけに病棟の外にある売店には自由に行けない私。

病棟内に小さい本棚を見つけてちょっとハッピー。

とは言え不特定多数の誰かからの寄贈で成り立ってるのか、系統も冊数もバラバラです。

3と5と12しかないみたいなシリーズ本もあり…

タイトルは知ってるけど読んだことないなー中身詳しく知らないなー、って本から数札選んで部屋に持ち帰りました。



夕方点滴が外れたタイミングで、看護師さんにお願いして売店に連れてってもらうことにしました。

水分の補充と、TVや洗濯機を使うカードを買うのに1000円札が足らず…

自力で売店に行けない上に病棟内に自販機もないのでたくさん買いたいところだけど、出血後の体でそんなに持てません。

なので2本だけで我慢しました(´∀`*)
残りは夫の差し入れか、次に買いに行けそうなタイミングを待ちます。



1日目は夜中以上の新規出血は無かったものの、出血前とは変わった体を実感する日となりました。

そしてわりと前から入院セット自体は用意していたのに、案外ある忘れ物…
特に日常使いしてるものは、今回みたいな緊急入院となるとほぼ持ってこれませんね。
非常事態にそこまで頭回りません笑

こんなですが予定日、せめて37wまでは乗り切りたいと思います。
というか、乗り切れますように…!
中の人、一緒に頑張ろうね。


♧今日の読了
少年H(上):妹尾河童

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