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【VALORANT】ヴァンダルVSファントム シミュレーションしました

VALORANTのヴァンダルVSファントムのシミュレーションをしました。それぞれの場合で1000回シミュレーションした結果の勝率なので、理論値と差があるかもしれませんが、ほとんど同じ傾向を示すと思います。

ルールは以下の通りです。

ヴァンダル使い VS ファントム使い のタイマン
ヘッドショット率は互いに20%
それ以外の弾丸はすべて胴体にあたる
互いに同じタイミングで相手にきずく

もう少し技術的な話がありますが、省略します。多分後で追記します。

以下のグラフは全部縦軸が勝率を表します。

ヴァンダル使いの視点に立った場合

0m~15m

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交戦距離が0~15メートルのときは以上の通りです。横軸がファントム使いのHPを表します。

赤がヴァンダル使いのHPが100のとき
オレンジがヴァンダル使いのHPが125のとき
緑がヴァンダル使いのHPが150のとき

を表します。

赤に注目すると赤線が0.3当たりを推移していることがわかると思います。これはつまり、ヴァンダル使いのHPが100のときは敵のファントム使いのHPがいくつであろうと勝率は3割程度だということです。

オレンジと緑に注目すると両方とも同じようなグラフになっています。ヴァンダル使いはHPが125のときとHPが150のときで交戦距離が15メートル以内だと大きな差はないということを示しています。(あくまで理想的な打ち合いのとき)
更に、敵のファントム使いのHPが120を超えると極端に勝率が下がります。これはヴァンダルの胴体うちがダメージ40、つまり胴撃ち3発で相手をキルできる境界の値です。よってHP120を境に大きく勝率が変わるのでしょう。

15m~30m

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交戦距離が15~30メートルのときは以上の通りです。

赤に変化はないようです。つまり15~30メートルでの交戦でも圧倒的にファントム使いが有利だということです。

オレンジも変化ありません。相手が120HP以下であればヴァンダル使いのほうが有利といえます。

緑に大きな違いがあります。
どの距離においても勝率が50%を超えています。先ほどの交戦距離が0m~15mのときと比べて圧倒的に違います。フルシールドとハーフシールドはここが大きく違うのでしょう。

30m~

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交戦距離が30メートル以上のときは以上の通りです。

赤に変化があります。ファントム使いがHP120以下のときは自身がHP100でも勝率は高いです。これは交戦距離が30メートル以下のハーフシールドの状況と似ています。

オレンジは大きな変化があります。ファントム使いのHPがいくつであろうと勝率が50%を超えています。そして緑線と重なるようになっています。

緑に大きな変化はありません。

交戦距離が30メートルを超えるとフルシールドとハーフシールドは変わらないようです。

ファントム使いの視点に立った場合

0m~15m

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交戦距離が0~15メートルのときは以上の通りです。横軸がヴァンダル使いのHPを表します。

赤がファントム使いのHPが100のとき
オレンジがファントム使いのHPが125のとき
緑がファントム使いのHPが150のとき

を表します。

赤線はHPが117あたりで大きく勝率が下がっています。
ファントム3発キルの境界です。3発キルできる敵HPであれば勝率は70%を超えます。

オレンジと緑に注目すると両方とも同じようなグラフになっています。ファントム使いはHPが125のときとHPが150のときで交戦距離が15m以内だと大きな差はないということを示しています。(あくまで理想的な打ち合いのとき)
更に、敵のヴァンダル使いのHPが117を超えると勝率がわずかに下がります。ファントム胴撃ち3発キルの境界の値です。それでも勝率は依然として高いです。

15m~30m

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交戦距離が15~30メートルのときは以上の通りです。

赤線はHPが105あたりで大きく勝率が下がっています。
ファントム3発キルの境界です。3発キルできる敵HPであれば勝率は70%を超えます。

オレンジと緑に注目すると両方とも同じようなグラフになっています。ファントム使いはHPが125のときとHPが150のときで交戦距離が15m~30mだと大きな差はないということを示しています。(あくまで理想的な打ち合いのとき)

更に、敵のヴァンダル使いのHPが105を超えると勝率がわずかに下がります。ファントム胴撃ち3発キルの境界の値です。それでも勝率は依然として高いです。
敵のヴァンダル使いのHPが140を超えると勝率が極端に下がります。ファントム胴撃ち4発キルの境界の値です。
ただしそれでも勝率は40%近くあります。

30m~

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交戦距離が30メートル以上のときは以上の通りです。

全ての色の線が変化しています。

赤線は常に50%を下回っています。
ファントム使いのHP100のときはヴァンダル使いのHPがいくつであろうと、勝率は4割ほどです。遠距離になり火力が不足しているのでしょう。

オレンジと緑に注目すると両方とも同じようなグラフになっています。ファントム使いはHPが125のときとHPが150のときで交戦距離が30m~だと大きな差はないということを示しています。(あくまで理想的な打ち合いのとき)

更に、敵のヴァンダル使いのHPが124を超えると勝率が極端に下がります。ファントム胴撃ち3発キルの境界の値です。勝率は5割を下回りますが、それでもヴァンダルのときと比べると勝率は高く維持しているようです。

互いに同じHPのとき

0m~15m

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このグラフはヴァンダル、ファントムどちらも同じHPのときを示します。横軸が両者のHPです。縦軸はヴァンダルの勝率です。つまりこのグラフを逆さにすればファントム使いの勝率と同じになります。交戦距離が0mから15mの場合です。

両者のHP118~120のときだけヴァンダルの勝率が高いです。
交戦距離が15メートル以内、両者HP118~120のとき
ファントム:4発キル
ヴァンダル:3発キル
なので一時的に勝率が逆転するのでしょう。
しかしそれ以外では基本的にファントムのほうが勝率は高いです。

15m~30m

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交戦距離が15mから30mの場合です。

ヴァンダルの勝率が上がるHP状況は、15m以内のときと同じように、ヴァンダルのほうが1発分だけキルに必要な弾丸が少ないところにあります。

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交戦距離が30m以上の場合です。

ヴァンダルの勝率が上がるHP状況は、15m以内のときと同じように、ヴァンダルのほうが1発分だけキルに必要な弾丸が少ないところにあります。

まとめ

基本的にファントムのほうが強いです。1発分のキルタイムが勝率に大きな影響を与えています。

HS率に応じた適切な武器選択とかも考えたいです。今は疲れたのでここらへんにします。

この記事は岸大河さんのツイートのアイデアをもとに作成しました。

参考サイト

valorant日本語Wiki

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