「刺激」対「退屈」

刺激がないと退屈で
退屈だと刺激が欲しくなる。

この言葉の周りをぐるぐる
うろついて、
わからなくなる。

中学の頃周りに合わせて
必死に受験勉強頑張った。
自分なりに。死ぬほど勉強した。

「大人がこれだけゆうんだから
一回ゆうこと聞いてみよう」

と思って、いざ入ってみたら
その高校には何にもなくて。
ただ社会に必要のない勉強を繰り返すばかりで。
良い大学、良い社会へ行くことしか
先生も周りも考えてなくて。

そこで自分は勉強するのをやめた。

ちょっと違うか。
高校の勉強をやめた。

ひたすらに大学生と企画作って
イベント作って、
市議会議員からバーテンダーとか、
旅してる人とか社長さんとか
いろんな人と話をして
東北に行って、
ギター1本持って旅をして。

この高校で一番学力がないけど
頭いいすごいやつ
になってやろうと思って。

高校1年生から突っ走ってきた。
この1年何をしたって言われたら
たくさん出せる1年を今まで作ってきた。

高校1年から今日までの7年間。
「死ぬ気で何かやり遂げること」
に費やしてきた。

はじめて、働かない1週間を作った。
はじめて、何も作らない一年ができた。

TABIPPO からも離れて、
フェスのスタッフからも離れて、
自分が運営してた子ども支援の団体からも離れて、
野球もしなくなって、
歌も歌わなくなって。

ある友達に言われた。
「何か成し遂げることがすごいことじゃないの。
　何もしなくてもいいんよ。」

ある友達に言われた。
「何かやってる方が良いお前らしくて良い」

何かしたいのだろうか。
誰かを楽しませたいのだろうか。
自分がやりたいのだろうか。

ただわからないままもう半年が過ぎようとしている。

過去を美化してしまう癖は
今も昔も変わっていない。

だから見返して苦しくなったりするんだろうと思う。

最近、小学校の友達が
スタバに来てくれた。

久々にあってたくさん話すかなと思ったら
なんかあんまり話せなくて、
何話したらいいわからなくて、
少し気まずくなってしまった。

こうやってうじうじしてたら
また誰かにダサいでって
後ろから蹴飛ばされそうやなぁ。

でももう少し。
あともう少ししたら
何か見つかりそうな気がする。

誰か何か一緒にやってくれませんか．