電気代の使用量を自己管理するために

現在の住居に引越しして以来、電気代の請求に驚いています。私は一人暮らしですが、2023年1月に限って見れば、2022年と比べ約2倍の額です。部屋の環境が変わったとはいえちょっと厳しいです。


過去6ヶ月の請求額

生活習慣を改善せねばと重い行動を起こしました。

電気の請求内容を知る

電気代を節約するための自分の制御方法を考える前にまずは電気代の請求内容を正しく知るところから始めました。恥ずかしながら明細は今までは金額しか見ていませんでした。

請求書の明細をよく見てみると、電力量料金というのが段階的に分かれています。東京電力によれば、それぞれの段階は以下の意味があります。

  • 第一段階(使用量が月間120kWh未満):ナショナル・ミニマム(国が保障すべき最低生活水準)の考え方を導入した比較的低い料金

  • 第二段階(使用量が月間120kWh~300kWh未満):標準的なご家庭の1か月のご使用量をふまえた平均的な料金

  • 第三段階(使用量が月間301kWh以上):やや割高な料金

目標を定める

私は スタンダードS の契約で段階が上がるほど単価が上がります。「第1段階」から「第2段階」の増加率が一番大きいようです。

  • 第1段階から第2段階は約33%

  • 第2段階から第3段階は約15%

私の場合、最も単価の増加率が大きい「第2段階」の利用をいかして減らすかというところを目標にしました。

コンテキストを考慮した見える化

東京電力のウェブ画面が標準で提供しているグラフはこの「段階的料金」の発想が読み取れません。「自分が各区間をどれだけの間利用しているのか」ではなく、「自分が今どれだけ電力を使ったのか」ということしか分かりません。

過去6ヶ月の使用量

自分への危機感を煽るという意味で、自分でソフトウェアを使って準備しました。kibana (キバナ)呼ばれるオープンソースのツールです。具体的な説明は省略します。

今月の料金は「第三段階」に突入してしまっていることが分かります。振り返ってみると、寒かったので 900W の電気ストーブを長い時間使ってしまったのがイケなかったようです。

電力量の分析画面

3月は暖かくなりそうなので熱を生むための機会の利用は避けたいところです。ガスと水道も同じ下りなのでグラフを用意しています。第2の y軸はちょっと違いますが。

しばらく運用して、少しでも生活習慣を変えられたらなと思っています。


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