LUMIX S5Ⅱを色んな環境で使ってみた感想。
みなさん、こんばんは。
フォトグラファーのYuma Takatsuki( @yu_umaa06 )です。
今回はLUMIX S5Ⅱを使ってスタジオ撮影やロケ撮影をしてきたので、その時の写真を載せていこうと思います。
発売されてからいろいろと話題に上がっているLUMIX S5Ⅱですが、作例とともに各ロケーションにおけるこのカメラの使用感などをまとめてみました。
スタジオ撮影編
今回は白い背景紙を使い、モノブロックストロボとしてGodoxのAD300Pro、定常光としてNANLITEのFS-300Bにそれぞれアンブレラをつけた状態で撮影しました。
今回の編集はすべてLUMIX S5ⅡのRaw写真にも対応したAdobe Lightroom classicを使いました。レンズは愛用しているLUMIX S PRO 50mm F1.4です。撮影時の設定は写真の下に記載しているので、そちらをご確認ください。
それでは1つ目の衣装とメイクで撮影したときの作例です。
次に2つ目の衣装とメイクで撮影したときの作例です。
まだまだライティングを使った撮影は練習中の身であるのですが、いかがでしょうか?LUMIXらしい高い解像感と立体描写で、色もほとんど癖がなくそのまま写してくれたので編集もとてもしやすかったです。
LUMIX S5ⅡはLUMIX初の像面位相差AFを搭載したので、以前から使っていたLUMIX S5やS1Rなどと比べるとやはりAFの速さは向上しています。ピントはほとんど迷うことなく、合うのも速くなっているためストレスなく撮影することができました。
ただ、オートAFなどはまだまだずれることも多いため(もちろん合うこともあるが自分がほしいところには来ないときもある)、モデルさんが動いている状況でもシングルAFの1点AFで撮影していました。細かい使用感でいうとジョイスティックでAFのポイントを動かす際に、少し行きすぎてしまうことがありましたが、今後の慣れかなとも思いました。
ロケ撮影編
次にロケ撮影編です。ちょうど夕方の光がきれいなタイミングで撮影することができたので、色んな角度からの撮影を試すことができました。
これらは半逆光時の写真です。光源自体は入れていないですが、斜め後ろから光が入ってくる状況でした。
こういう状況下では像面位相差AFの効果が大いに発揮されますね。やっぱり全然違う!今までLUMIX機を使われていた方は特に感じるかと思います。正直これまではピントが合わないことが多々あったため、モデルさんに「ちょっと待って、ピンと合わせるから」みたいなことをよく言っていました。
でも今回の撮影では違います。自分の撮りたい構図や光の程度を調整することに時間を使うことができ、撮影に集中することができました。当たり前だと思うかもしれないですが、これだけでかなり撮影中のテンポやリズムが変わってくるので自分にとっては重要なポイントでした。
LUMIX S5ⅡとLUMIX S PRO 50mm F1.4を組み合わせると光の広がりもとても滑らかで、立体感もありお気に入りの写真たちです。
日陰やサイド光での写真です。特に2枚目は白い服に強い光が当たっていましたが、ダイナミックレンジも広いので白飛びもなく撮影することができました。
少し明るく撮影していても、けっこう粘ってくれました。個人的に人物を撮影しているときはシャッターを押すことを優先しがちで、設定はカメラ任せにすることも多いのでこれは心強いです。編集も楽しくなりました。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はスタジオ撮影とロケ撮影時における使用感や編集時のことをまとめてみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それではまた次の記事でお会いしましょう!
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以上、フォトグラファーのYuma Takatsukiでした。
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