見出し画像

変化 。


変わっていくのは当たり前だよ


服装、髪型、メイク、性格、考え方、生活、友達、好きなもの、趣味、目指していたもの、将来の夢。

変化があって当然



人は誰しも尖っていた時期がある、と私は思い込んでいる。


もちろん私も。


あの頃の私は、どんなことでも"キモイ"と思っていた。


なんでこの前教えたことすぐ忘れちゃうの?キモ。とか


なんで遅刻して平気な顔でいれんの?キモ。とか


人の真似して作り上げた自分を個性だと思い込んでる女キモ。とか


簡単なことしかお願いしてないのになんですぐに出来ないの?キモ。とか


とにかくなんでも気持ち悪かった。


だけど私は変わったと思う

0.2mmくらい大人になったと思う。



職場の年下後輩ちゃんに相談された時、前の私だったら「そういうとこじゃない?」の一言で済ませていたのを、どう答えるのが正解かって精一杯考えてから答えた。


アイドル時代伊達にリーダーやってなかったわ



一人暮らしする前は好きなことに好きなだけお金を使っていた。


メンバーや友達と外食なんて死ぬほどしたし、シーシャ屋さんで働いてる時はUberEATS頼みまくってた。

洋服だって死ぬほどあるのに1.2回来たらもう仕事行く用の服。出かける用は別。と思って散々買ったし、
似たような色のアイシャドウだって新しいものをいくつも買った。
まだ使えるものでも新しいものをどんどん買っていた。


一人暮らしで余裕がないなんて最初からわかっていたし、ママにも散々言われていたけど、
それがまだよくわかっていなくて、だけどこれからきっと余裕がなくなる。それだけはちゃんとわかっている。


お菓子を買うなら卵とか何か別の食材を買うべきだとか、調味料1個でも買った方がいいだとか

洋服も化粧品もほとんど買わなくなった。


これは一人暮らしだけが理由なんじゃなくて
ほぼ週6、家と職場の往復だからというのもあって、

職場は歯医者なので当然制服だし、行き帰りしか洋服を着ない。
じゃあなんでもいいじゃん。

歯を治しに来ている人がわざわざスタッフの顔面がどうだとかきっと何も気にしていないのでメイクだって最低限でいい。

髪は仕事の邪魔にならなきゃなんでもいい。


なるべく着替えが簡単なゆるっとしたワンピースでいい。
歩きやすい靴でいい。


ごはんはお腹に入ればなんでもいい。
空腹が満たされればそれでいい。
お米も野菜も1番安いものでいい。


だけどたまに、たまにはね
ちょっとした癒しだってほしいし、至福の時間を求めちゃったりもするんだよね



仕事が終わって家に帰ってからすぐにお風呂に入って、髪を乾かす前の1番さっぱりした状態の時に食べる1本のアイスが今の私にとって1番の幸せ。


小さな幸せで日々生きてる。


そう私この時間のために働いて必死に生きてるんだよな。


今日は卵を床に落としたけど、
それをじっと見つめながら食べるアイスはなんとも背徳感というか、悪いことをしている気分だ。


もう少しそのままでいてね、黄身。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?