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一度決めたことは




絶対に曲げない。


とは言えない全然
とても優柔不断なのでまず一度決めるということすら難しいのだ


レストランに行ったら食べたいものが多い。
何にしようか何分も悩んでしまう。


レストランて、女性の胃袋なら特に
1人ワンチャンスだったりするじゃん?


オムライスも、ハンバーグも、パスタも。
なんて到底無理な話でしょう。
気持ちはいっぱいじゃないのにお腹がいっぱい。
略しておっぱいだ。

フードファイターじゃない限りは。


だから私は居酒屋が大好き


焼き鳥を食べたってまだ冷奴だって食べられる。
生牡蠣?明日お腹が痛くなろうが3個食べるね。


欲張りな私はワンチャンスでは満足が出来ない。レストランならせめてデザートまでいきたい。


レストランに行った時、
これもいい、あれもいいなぁ、えーでもこれとこれも美味しそう。

そんな感じですぐには決められない。


これにする!とすぐに決める子がまわりに多くて本当に尊敬する

え、まってまってまだ決まってない!


そんな時に取る手段は
『自分を追い込む』ことだ

ボタンを押して先に店員さんを呼んでしまえばこっちのもんだ。

店員さんを待たせるわけには行かない。

あまり役に立たない勘を使って今自分が求めてそうなものを選ぶ。

これは食事の場合のみ。
失敗だったらまた次来た時に他の頼めばいいもんね。


だけど俗に言う『女の勘』というものが働く時がある。

ほら、やっぱりね、


そういったタイミングがよくあるのだ。


なんか私、この子嫌だ。

何故か当たるんだよ。


失礼な話をするけれど、
この子すぐ辞めそう。そういう子って

まぁ、辞めるよね。


名前は出さないけどその子を応援していた人がいたらごめんなさいね

名前は出さないから許してね



最初に会った時の態度とか、喋り方とか、清潔感とか、目の動きとか、自分では気付いて無さそうな癖とか。


根性って目に見えてわかるものだと思ってる。


これは勘とは言えないね。勘の話は一旦忘れよう


ちなみに私はアイドル時代、加入後すぐ辞めそうと言われていたらしい。大変草です。

私って続くと長いのよ。


前にも話したと思うけど、いろんな仕事をしてきて、何年も続いたものばかりで、続かなかったものは「あ、なんか無理そう」と数時間で辞めている。


1年で辞めたアイドルグループは、いろいろとキモかったのでちょうど1年くらいで辞めた。
いろいろとキモかったので。

約束を守れない人は嫌いだ。


そのあとのグループは5年いた。

知らないところに急に入って私が一番困惑していたけど、右も左も、曲だって一曲も知らないまま入って。なんならグループ名これなんて読むの?てレベルだったけど、全曲すぐに覚えて(直近の記憶力は大変薄いけど暗記は得意)すぐに(では全然ないけど)受け入れてもらえた(気がしてるだけかも)


知らんやつらに散々文句言われたし。

なんでこいつ入ってきたん?ww
全然できてねぇwww
ブスぃwww
変な髪型wwww(それは本当にそう)
○○ちゃんが歌ってた落ちサビ歌うなww(私が決めたわけではない)
動きが小さいwwww
どーせすぐ辞めるwww
いらないwww

とにかく散々言われたwww
私まで釣られて草はえちゃってんじゃんwww



でも正直全然心折れなかった
というか凹んだ記憶がない


私は新メンバーを募集していなかったグループに突然入ることになり、そのグループの面倒を見ているスタッフさんとその事務所の社長が何故か気に入ってくれて加入が決まったのだ。


その時言われた言葉が
「こいつなんか持ってそう」
「いけそう」
「グループが面白くなりそう」

いろいろ言ってくれた。他は覚えてないけど。
こいつ呼ばわりされたけど。


今だから言える話、
加入が決まった日、当日、サプライズでメンバーと顔合わせをすることになった。

元々いたメンバーたちがMVの衣装合わせのためにたまたま事務所に集まる日だったようで

私の加入が決まったのは初めて事務所に行った日、着いてからわりとすぐのことだった。

「19時にメンバーが来るから、サプライズで今日紹介したいからどっかで時間潰してあとでもう一度事務所来れる?」

そう言われて

いや今まだ12時やぞ。いつまで待たせるんや。


とは言えず

「かしこまりましたぁ」


と事務所をあとにする。

全く知らん土地でぷらぷらして別になんもないしつまんない。
近くのジョナサンにてとりあえずママに報告。


「なんかこういう名前のグループに入ったんだけどぉ」

「ま?」

「ま。」

「これ?(ミニアルバムの写真が送られてくる)」

「なんで持ってんねんwwwwwww」

「なんか家にあったよ」

「草ァwwww」


パパが何故かCDを持っていた。
言っていいのかわかんないけどパパは楽曲派のアイドルオタクだ。

キラキラしたフリフリ衣装のアイドルにはまるで興味がないが、アイドルっぽくないアイドルがどうやら好きで、現場で仲良くなった人に布教していただいたようだ。

白い背景に5人のメンバーが1人の人間のように合成されたジャケット写真。

「MV見てみたけど面白いグループだね」

「私には可愛いグループは似合わないみたい」

「それな」



そんなこんなでママとLINEでやり取りをしていたらあっという間に時間に。


ついにメンバーとご対面。


そしてその日、私の存在を見るなりメンバーのうち2人に泣かれた。


おもろい話。

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