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まずは自己紹介

noteを再始動しましたので、もはや使い古した自己紹介ですが、改めましての自己紹介をさせていただきます。

2002年より俳優として活動を開始。100本以上のインディーズ映画に出演。他にも、映画、テレビドラマ、CMなど幅広く活動。
出演した短編映画「八芳園」が、第67回カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に正式出品される。
また、原案・プロデュース・主演を務めた「岐路」は、第38回グルノーブル屋外短編映画祭で特別上映された。
初監督作品の「RICE BALL」は、第41回クリーブランド国際映画祭でワールドプレミアを迎えた後も、国内外の映画祭で多数上映(2021.8.16現在、国際映画祭19、国内映画祭9)され、第22回トロントリールアジアン国際映画祭でエア・カナダ賞など国内外合わせて4冠を果たす。
新作の脚本・監督・主演作が、2021年カンヌ映画祭・批評家週間の最終選考に残る。

さて、なぜまたイチからnoteを始めようと思ったのか、少し書かせていただきます。

上記の自己紹介にもある通り、僕は俳優と並行して監督も行っています。

が、シネコンでかかるような大作映画の監督ができている訳ではなく、インディペンデント作品、いわゆる「自主映画」の監督です。

なので、もちろん作った映画を映画祭に出したりするのも自分で行ってきました。

応募総数は国内外合わせて300を超えましたが、これは2.3作品合わせての数値です。

強者になると、1作品だけで400の映画祭に応募した、という監督さんにも会った事があるので、僕なんてまだまだです。

今では、海外の映画祭に応募する事もインディペンデントの映画界でも一般的になってきましたが、僕が応募を始めた2016年あたりは、まだそこまで一般的ではなく、

インディペンデントで映画を撮ったら「ぴ○」へ!

というのが主流になっている時代でした。
もちろん、今でも「○あ」は、歴史のある目指すべき素晴らしい映画祭であり続けています。

でも、そんな中、ただのイチ俳優だった僕が、海外の映画祭への応募の事なんて最初から分かる訳もなく、手探りで、自己流で、時に大きな組織にもアドバイスを求めて出向き、培ってきた知識が人にも認知されてきたのか(若干ですけど)、時々アドバイスを求められるようになってきました。

そこで、それをいちいち人に質問されるたびに書いて説明しているのでは時間も手間も掛かるので、ここに書き記していって、それを見てもらう形にできればと思いました。

ちなみにですが、これは何度も書こうと思っていますが、僕が教えられるのは、

「ワールドプレミアを大事にした海外の映画祭の応募の仕方」

です。

僕にアドバイスを求めてくる方の多くが、本当に初めて海外の映画祭に応募しようとする方が多くて、英語で入力するのが面倒になるのか、英語が話せないのがネックになるのか、結局海外の映画祭へは応募せず、国内の映画祭でワールドプレミアを迎えてしまって、しかも、早々に動画配信サイトで配信も始めてしまったりする事もありました。

他にも、国内の映画祭を回って、これから海外の映画祭へ、という方もいらっしゃいます。

そうなると、海外の”上位の”映画祭へのノミネートは、ほぼ無理になります。

僕のアドバイスも、意味をなさなくなります。

結構な時間と労力を割いてお伝えしているのですけどね…。

作った映画をとにかく早く観てもらいたい、という気持ちが勝ってしまうのかもしれませんね。

でも、それはそれでいいと思います。

自分が思う形で、自分の映画を伝える事ができているのであれば、自分なりのやり方でやっていくのが1番だと思います。

なので、僕の記事は、とにかく「ワールドプレミアを大事にする方」に参考にしていただいて、ちょっと興味がある感じの方は、「そんな感じなのね」と思ってもらえれば。

ちなみに、僕以外にワールドプレミアを大事にする監督は、僕は数名しか知りません。

という事は、誰に届くのやら…。

一応、続きます。


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