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海外映画祭のランクについて②

さて、前回の記事で良い映画祭の判断基準の一つである「公認」について触れました。

今回は、その中の「FIAPF(国際映画製作者連盟)」について書いていこうと思います。

まず、FIAPFには大きく4つの分類があります。

①Competitive Feature Film Festivals(長編コンペティション映画祭)
②Competitive Specialised Feature Film Festivals(専門分野のコンペティション長編映画祭)
③Non-Competitive Feature Film Festivals(長編非コンペティション映画祭)
④Documentary And Short Film Festivals(ドキュメンタリーおよび短編映画祭)

の4つです。

①は、長編映画に対し、審査員の選考により、グランプリなどを競う(コンペ)映画祭の事です。

②は、同じく長編映画のコンペを行いますが、その対象が限定的だったり、条件があったりする映画祭の事です。

③は、①とは反対に、長編映画に対してコンペを行わない映画祭の事です。

④は、そのままドキュメンタリーおよび短編映画祭の事です。

で、これらの対象となる映画祭は、毎年その認定を受ける対象になるかどうか選考があるみたいで、僕が前に①を調べた時は数が14だったのですが、2021年現在は15に増えています。(実質14ではありますが…それは後ほど)

もちろん、逆に減ったりする事もあり、2016年には認定を受けていたけど、現在は認定から外れている映画祭もあります。

ちなみに、FIAPFのWikipediaを見ると、最新の情報とは違うようで、過去に公認を受けていたけど、現在は公認から外れている映画祭もそのまま残っているようです。
ご参考にする際にはご注意ください。

全部を一気に紹介していくと大変なので、一つ一つ分けて紹介していければと思います。

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