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石は運勢を上げるものではない

マダガスカル産ローズクォーツのスフィア(直径6.6cm)。2013年のアルザスショーで仕入れられたもの。ふつう、ローズクォーツといえば薄ピンク色ですが、この石はディープブラウンという変わり種です。光を当てると、六条の筋(スター)が現れます。

小さい頃から石が好きで、大人になった今もちょくちょく集めています。「石」というと、多くの人は「パワーストーン」とか、「運勢を上げる」とか、トンデモな方向で捉えてしまうかもしれませんが、石はそういうものではありません。植物や動物なんかと同じです。見て「きれいだなー!」と感じ、手のひらに乗せると「気持ちいいなー!」と癒やされる。そういうものです。

でも、石という存在は知れば知るほど奥深く、不思議な存在です。例えば、同じような形、大きさ、種類の石が複数あったとしても、それぞれ全く異なる石です。もちろん、自分に合うものと合わないものがあります。姿形が同じでも、惹かれるものとそうでないものがあるんですね。この違いは誰もが感じることができます。特殊な能力は要りません。

石に限らず、「お気に入り」って非常に大切で、いいなぁ、心地良いなぁ、と思うものは大切にした方がいいでしょう。お気に入りとは、文字通り、気が入って「繋がる」こと。その感覚は、いろんな選択をするときにとても役に立ちます。私は、こういった感覚の大切さを石からたくさん教えてもらいました。

そんな石の話を中心に、日々の出来事や不思議話などを綴っていきます。

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