疲れたら昔好きだったおもちゃのHPを見てみよう
木がうわんうわんと揺れるほどの風だったので公園は断念し、その代わりに児童館へ。
児童館は空いていた。
息子は真っ先に車のおもちゃのところへ向かう。
わたしは幼少期から今まで車や電車に興味を持ったことが一度もなく、トミカやプラレールは遊んでこなかった。
いざ手に取ってみるとその精巧さに新鮮におどろくことができて案外楽しい。
フロントガラスをのぞくとちゃんとハンドルがあったり、ボンネットが開く。
ボタンを押すと車両のドアが開き、中に吊り革や座席の絵が貼ってある。
ミニチュアが好きなので、こういうディテールはたまらない。
駅や鉄橋などのパーツ(情景部品というらしい)もグッときて、息子はとっくに飽きて違うおもちゃで遊んでるのに、その横でしばらくプラレールをいじってしまった。
以前、東京おもちゃショーというおもちゃの展示会に行ったことがある。
自分の幼少期に遊んでいたものよりはるかに進化した色んなおもちゃが見れて、おどろき、興奮した。
リカちゃんの髪がコテで巻けたり!!
シルバニアの家にエレベーターがついてたりするんですよ!!
特にリーメントのブースを見た時、わたしの抑圧された童心がよみがえった。
リーメントは「ぷちサンプル」シリーズなど、精巧で解像度の高いミニチュアを販売している企業。
ガチャポンのように、ひとつのテーマで6種類くらいのセットに分かれており、どれが当たるかはわからない。
小学生の頃、それが欲しくて仕方ない時期があった。
しかしあまり親にねだることをしない子だったので、その気持ちに蓋をしたまま成人した。
憧れのリーメントが完ペキなディスプレイと共に目の前にあらわれ、心臓がズッキューンと撃ち抜かれるようだった。
商品を見てはそのたまらなさにクゥーッとうなり、厳選に厳選を重ねその場で何箱か買った。
大人になれるってこんなにも嬉しいことなんだ。
買えないしねだらないという判断をした幼少期の私に、時を超えてそのリーメントの箱を渡してあげた。
昔好きだったおもちゃがあったら、ぜひそのおもちゃのHPを見てみてほしい。
進化していたり、懐かしかったり、驚きや喜びが感じられると思う。
童心わすれるべからず。
それはつまりトキメキのもとだから。
東京おもちゃショー、今年もまたあるようだから行きたいな。
親となって見たらまた違う視点になりそうだ。
つい欲を出して知育玩具に心を奪われてしまいそうだけど、純粋におもちゃをおもしろがり、息子と一緒に楽しみたい。
【画像ギャラリー】
おもちゃショーで撮ったやつ
リーメントめっちゃワクワクするので良かったら見てください。
(メインターゲットは多分大人だと思う)
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