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自力でマイクロ法人を設立して安い社会保険に加入する方法【最短7日&銀行対策も】

 こんにちは。税理士のゆうです。このnoteでは、自力で法人設立→社保へ加入→高い国保から解放までをお手伝いします。今までに10人以上の方が同じ方法で自力で設立した方法をまとめて公開したのが本記事です。

 法人設立は司法書士さんにお願いするのが楽で確実です。でも、マイクロ法人は節約目的だから自分で設立の手続きをしたいと考える方が多いのも事実です。自力でやってみたい方には「このサイトで、こうやって入力すると、簡単に設立できましたよ」と経験を話す機会が増えました。

すんなりうまくできた方
意外と苦労した方

 簡単にできた方、それなりに苦労した方、個人差はあるものの、ちゃんと法人設立までこぎつけています。

 自分自身も2020年に自力で法人設立したのですが、どれくらい時間がかかったかを確認したら、決断してから7日で設立できていました。

9/3 法人設立を決断して印鑑を注文した
9/9 法務局で登記申請(ハンコ注文から6日後)

 最近の傾向として、新設法人には銀行口座の開設が厳しいです。銀行を意識した法人設立の手続きをすることも大事です。「法人口座の審査が通らない、どうしよう」という状態を避けるコツもお伝えします。

 一人でも多くの個人事業主がマイクロ法人を自力で設立し、高い国保から安い社保に切り替え資金が手元に残るお手伝いができればnote作成者としてうれしく思います。

おおまかな流れ(事前準備→設立登記→社保加入)

 本記事では、マイクロ法人の設立前にすべき準備→設立に必要な書類を作成→法務局での設立登記申請→登記完了後の社会保険加入までの流れを説明しています。

 28枚の画像と参考URLをチェックしながら作業できるように工夫したつもりです。

手短に自己紹介

 ツイッター上では「ゆう」と名乗っております。税理士の作間祐兵(さくまゆうへい)と申します。さいたま市で自宅兼事務所でひっそり税理士をやっています。

・会社員をやりながら副業している事業主
・個人事業が軌道に乗ったから法人化する人

こんなお客様が多いので、個人事業主が社会保険料が高いのに悩む姿をよく見かけることから、この記事を作成することにしました。

事前確認&準備

 まず、本当にマイクロ法人を作るべきかを再確認します。「間違いなくマイクロ法人を作ったほうがお得だ!」と確信したら設立に必要な準備に進みます。

マイクロ法人の設立は本当にお得?

マイクロ法人を設立するんだ!」と意気込んでいるところに水を差すようですが、設立費用、維持費用、国民健康保険料、社会保険料で損得を再確認してみましょう。

A.設立1年目の費用
 マイクロ法人の設立1年目には設立費用と維持費用がかかります。合同会社は14万円、株式会社は28万円と想定します。

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