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なんとかなるさ04 書籍の紹介~as a sibling~

私の元に一冊の本が届きました。
作業療法士の仲田さん、看護師の木村さん共著のこちらの本です。

表紙の黄色の差し色に、希望を感じられます。手に取った時の紙の感触も、いいですね。

当事者からの発信

この本では、特に障がいのある兄弟姉妹のいる「きょうだい」を取り巻く状況について、国の調査のデータなどから丁寧に分析されています。「きょうだい」当事者の立場でいらっしゃる著者の仲田さんは、高校生の時に自ら発信したSOSが届かなかったご経験などから、さまざまなSOSがキャッチされ、地域全体でつながり、必要なときに必要な支援をしていくための方策を提案しています。
仲田さんのご活躍は、NHKでも取り上げられています。

全国の学校の図書館に置いてほしい一冊

私自身「きょうだい」を知ったのは30になるかならないかの頃でしたので、「小学生中学生高校生の頃にもっと早くに知りたかった!」と思ったものです。この本は、特にきょうだい当事者の中学生高校生の子たちにも手に取ってもらいたいと思いました。

こちらの本で、私のきょうだいエピソードを取り上げていただいております。「ひとりぼっちではないからねー」というメッセージを本に託して。