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🍀なんなる28 インクルーシブ教育は学歴信仰を手放した先に

地域の学校の改革からしか始まらない。

多様な子どもたちがいることを前提に、
一人ひとりの教育を受ける権利
地域の学校で保障するために、
教育システムを改革していくプロセス

インクルーシブ教育の推進は、今ある支援学級や支援学校をただちになくしていくものではない。
地域の学校の改革。
①学級編成の小規模化(20人学級)
②複数の指導者(支援者)の配置

を実現させるべく、地道に話し合いを重ねていかなければならない。

私たちの住むこの国は、果たして「学歴信仰」を手放すことができるか?

日本の学歴信仰は根深い。
地域の学校改革を進める上で、おそらく足枷になってくるのは、この「学歴信仰」ではないだろうか。
学歴信仰でいつも思い出すのは、私の古傷。「教科書をもらえなかった」という傷。
中学3年生だった当時「教科書をもらえず、受験競争に乗り遅れ、進学校に進めない私の人生詰んだ?」と悲観したこともあった。

中学3年生のときにものすごく悩んだ。悩んだ。

そう。日本の学歴信仰は根深い。
だが、偏差値を上げるためにひたすら努力する受験システムに乗らなくても、別に教科書がなくても、学問を極める方法はいくらでもある。
「学歴に頼らなくても自分の可能性は決して潰れない。」
それを実感している人は、この国にどのくらいいるのだろうか。

わざわざ場を分けずとも。
ゆっくりの子はゆっくり。
もっと勉強したい子はどんどん先に。

そのための環境づくり。
学級編成の小規模化(20人学級)と複数の指導者(支援者)の配置。

それができないと、もっと勉強したい子は足を引っ張られてると感じるだろうし、ゆっくりの子は置いてきぼりに。


人はカラフルなのだ。
人の内面もまたカラフルなのだ。


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