雨と雨の日

ずっと雨の日が続きます。
ときどき雨がやむときは、なんだか少しほっとするようです。
雨の日は好きだけれど、雨が続くと少し心配な日もあります。
今日は薄っすら曇りの日です。
雨がやんだ後の、なんだか音が遠くまで響くような空気です。
地面も建物も、しっかり雨が浸み込んで、ずっしり重たい気がします。

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ふと思う時があります。
自分の頭の中にある、いろいろな固定観念や、決まり事など、少しずつ手放していこうかな、と思っています。

たとえば、自分には赤い色の服は似合わない、と思っていることをやめて、素敵な赤い服があれば試着してみたり、黒い色の服やアイテムは使わない、と思っていることを、少しゆるめて、その場に合わせて黒も使ってみたりしようかな、と思います。

人に対しても、苦手だな、と思う人を避けるのではなくて、こんにちは、と挨拶してみたり、仲良くしなくてもいいけれど、自然に対応してみようかな、と思っています。

それでもやっぱり苦手な時は、少し距離を置くと良いかもしれません。

いろいろな、今まであった自分の中の常識や、とらわれていた価値観なども、あまり気にしなくてもいいのかな、と思います。

いろいろな価値観を、新しく作っていきたいような気もちです。

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雨の日はなんだか、いろいろな考えが浮かんで消えて、自然にまとまるような気がします。
静かな時間なので、考えに集中できるからかもしれません。

自分の持っているものも、前はどうしても手放せなかったものでも、今日は簡単に手放せるときがあります。
昔に書いたメモの束だったり、今までなんども読んでいたお気に入りの本だったり、いろいろのものが、執着が消えたように、もういらないかな、と思ったりしています。

ものを手放す時も、すぐには捨てないで、少し考える時間をおいています。
衝動で、いろいろな行動をしないようにしています。
しばらく時間をおいても、やっぱりいらないな、と思うときに、処分したり、リユースショップに持って行ったり、人に譲ったりしています。

そうしていると、少しずつ、部屋のものが少なくなってきました。
なんだか嬉しい気もちです。

ものがあった場所の空間が広くなって、掃除もきれいにできるようです。

雨の日は、湿度も高くなるけれど、ものが少なくなった部屋の湿度も下げやすくなりました。

じめじめの日も、快適に暮らせることが多いです。

古い概念を手放して、新しい価値観を手に入れると、なんだか不思議な気がします。
心に風が通るような、軽やかで快適な気持ちです。