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ドクダミのちから

あっという間に梅雨も明けてしまいましたね。

さて、先日、台所にあるタオルバーがお腹にあたるとなんか痛いなと思って見てみたら、お腹に小さなおできができていました。

そんな時は焦らず、自然療法を色々試してみる絶好のチャンス。

抗菌作用があって炎症を抑え、膿を吸い出してくれる植物は。。

ありました。今丁度お庭にワサワサ生えているドクダミ。

早速ドクダミ軟膏を作りました。ドクダミ軟膏を作って使ったことはあるのですが、今回は2種類の軟膏の使用感の違いを確認したくて、2パターンの作り方で作りました。

最初はシンプルにドクダミの生葉をすり潰した軟膏。

まずは洗ったドクダミを包丁でみじん切りに。結構細かくみじん切りにした方が後の作業が楽です。

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その後切ったドクダミを乳鉢ですり潰します。(すり鉢でも大丈夫です)完全にペースト状にはならないけれど、ドクダミから水分が出てくればOKです。

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これで生葉の軟膏は出来上がり。

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次は蒸し焼きにしたドクダミを使って作る軟膏。

今回は手軽に電子レンジで。ドクダミ生葉6枚くらいをを洗って器に入れ、ラップをかけてレンジで20秒加熱します。

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あまり加熱しすぎるとカラカラになってペースト状にならなくなるので、少しずつ様子を見て加熱してみてくださいね。

(電子レンジを使いたくない方は、フライパンの中にアルミホイルに包んだドクダミの葉を入れ、蓋をして1分ほど蒸し焼きにします。)

葉の色が少し茶色っぽくなってしんなりしてきたらOKです。

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その葉っぱを器の中でスプーンで混ぜるとペースト状の軟膏になります。

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これで蒸し焼き葉の軟膏は出来上がり。

どちらの軟膏も使い方は同じです。

軟膏を厚めにおできの上に置いて、その上から絆創膏で固定します。

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軟膏を塗るというよりはポテっと置く感じ。

どちらの軟膏も肌に乗せた部分の熱を取ってくれる感じが気持ちがいい。

ドクダミ軟膏の周りがちょっと乾いてきたなあとか、熱を吸い取らなくなったなあと思ったら新しいものと交換します。


ここから下は実際におできに使ってみたレポートです。

グロいシーンもあるかもなので、苦手な方はここで読了していただいて大丈夫です🍀


一日目は生葉の軟膏を使いました。

その日はドクダミ軟膏を3回くらい替えました。

おできに触ると痛かったのが、使っているうちに痛みはだんだんと引いてきました。

その翌日。赤かったおできが白っぽく。膿が出てきた感じです。

今度は蒸し焼き葉の軟膏を使ってみました。

何度か軟膏を替えていると、どくだみ軟膏の表面に膿が滲むようになり、やがてどんどん排出されるように。このあたりになると、軟膏を塗ってしばらくは痛いです。

その日は3回軟膏を替えたところでだいぶおできが小さくなって、痛みもほとんどなくなりました。

そしてさらに翌日。

また蒸し焼き葉の軟膏をのせます。

この日2回軟膏を替えたところ、脂肪の塊みたいなものが出てきておできは完全に治りました。

今回表現グロくてすみません💦

でも自分ではずっと観察して変化がとても面白かったです(笑)

二種類の軟膏を試して分かったことは、どちらも効くということと、どちらも使用感としてはヒヤッとして熱を吸い取ってくれる感じが気持ちがよいということです。

私はドクダミの匂いは好きなので気にならないのですが、もし匂いが苦手な方は、生葉よりも蒸し焼きの方が若干匂いが緩和されるかも。

興味ある方はぜひ試してみてくださいね。


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