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流浪の月 を読んで
外出自粛制限も解かれ
久しぶりに本屋に行った。
紙とインクの匂いが懐かしい。
本屋の中を色々周り目についたのがこの本だった。
書店員さんが選ぶ人気本。
本屋大賞にノミネート。
帯を読み、みんなの反応を見て買うことを決めた。
わたしは本や映画を見ると
人一倍感情移入して日常に支障をきたすため
後味が悪いものやグロいものは見ないようにしています。
物語なんだけどこの話を読んでみると
自分の中の正しいは完全じゃないと改めて気づく。
物語には側面があって
当事者によって捉え方が違うし
何が本当か何が嘘かなんて分からないなと思った。
物語を読むって
他人の家を覗き見した様な感覚だ。
あまり書くとネタバレに
なってしまうので細かくは書けないけど
主人公の2人にはどうか密かに幸せになってほしいと願った。
どうか2人のことを
みんなそっとしておいて欲しい。
そう願ってはいられなかった。
世の中で起こってる事件も
文字だけで伝わる情報が全てではないのかなと。
綺麗事だけで終わらないのが
この物語の良さでもあった。
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