snow jamのネット恋愛考察について

思いついたら誰かに言いたくなるあれになってしまったのでnoteに登録して初投稿

以下はsnow jamの簡単過ぎる概要

snow jam」(スノージャム)は、日本のラッパー・Rin音の楽曲。配信限定シングルとして2020年2月19日に各音楽配信サービスにてリリースされた。  引用:Wikipedia

TikTokやYouTubeで若者を中心に人気を博したありきたりでn番煎じの恋愛系の曲。というのが世間からのこの曲に対する大方の見方だと思う。
実際、自分もはじめて聞いた時は同じような感想を抱いたし、良い曲だけど、まぁ、ある曲ではあるよなぁぐらいに思ってた。
だけど、この曲はほんとにそれだけの俗なラブソングなんだろうか?っていうのが今回のお話。

はじめに、本投稿では通常の歌詞考察の類は一切行わないので悪しからず。普通の歌詞解釈note等々を求めている方は回れ右推奨。

まず、この曲には、「行く」や「足取り」、「来る」など、意中の相手と会いに行く事を匂わせる歌詞が頻出する。この記事を書くにあたってネットに転がっている歌詞解釈を見漁ったが、世間的には遠距離恋愛のことであるとか、デートの待ち合わせのことであるとか、様々な解釈が散見された。

だが、ネット時代に生まれ、幼い頃からどこを見てもSNSという現代を生きてきた所謂、若者の投稿者としてはどうにも引っかかるところを感じる。もっとも引っかかったのは次のところだ。

loopする考えはいつも以上で あの街までの足取り重くて 本当に来るかな嘘じゃないのかなって余計な心配が駆け巡る

この歌詞。ネット恋愛に関わらずTwitterなどを通じて知り合った人に会ったりした経験がある人には多少なりとも刺さる歌詞だと思う。自分もその端くれである故、何十回と聞いた今でも心に来るものがある。まして、恋愛関係なら尚更だ。
そして、以下のこれに連なる部分。

皆は携帯片手に愛を奏でてる現代的LOVER 
ネオネットヤンキー いつもはね。だけど素敵ねって会って言われたいから会いに行くのさ 今日はうまくトーストも焼けたしさ 靴紐左から結んだしさ 家の鍵もきちんと閉めたんだ こたつを消したかは不安だけど

皆というのは「全て」とか「残らず」という意味で、ここでは自分含めての話だと読み取れる。というか、そうとしか読め取れない。「会いに行くのさ〜消したかは不安だけど」の部分の主語に自分が含まれていないと読み取る日本人はそう多くはいまい。

そして、最重要の「現代的LOVER ネオネットヤンキー」だ。いつもは現代的LOVER ネオネットヤンキーの自分は素敵だと言われたい相手に会いに行く。ネット恋愛だと読み取るのが当然だろう。

だが、それだけでネット恋愛だと決めつけるのは早計だと。そんな感想を抱く人もいるのは十二分に分かる。

確かにこれだけでは、遠距離恋愛や忙しくて会う時間を作れなく、ネットでの連絡ばかりになるという解釈をする人がいるというのも分からなくもない。さらに、口惜しいことに投稿者はこれを全否定するだけの根拠を歌詞から読み取れていない。

でも、でもである。これを読んでいる方はネトヤンLOVERが素敵と言われたくて会いに行く為にこんなにも色々な前向きな要素を並べ立てている。この光景を思い浮かべてネット恋愛じゃないと否定する人間がそう多くいるだろうか?
伝わる人には伝わる、否、伝わって欲しいと投稿者は切に願っている。

以上が、投稿者の自己満歌詞解釈だ。だろうを多用していたり、そうであって欲しいという作者の願望が9割くらいを占めていたりとなかなかの欠陥考察にここまでお付き合い頂いて誠にありがとう。
まぁ、これもある種のネットヤンキーというあたりで、おあとがよろしいようで。
機会があったら次のnoteでまた会おう。

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