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過去と向き合うことは、こんなにも痛い。

私が書くエッセイや記事というのは基本的にコンプレックスがテーマであったりセクシュアルマイノリティがテーマであったりする。

つまるところ、自分の過去と向き合って書くことが多い。今まで自分は過去においても自分悪くないしその時の最適を選んできたんだから平気平気傷つかない、なんて思っていた。

今日書いたものが、気力と体力をごっそり持っていった後に私は気づいた。過去の傷と向き合うことは、やはりつらかったのだと。そもそもが人と向き合わずに生きてきた人間だ。

自分の無様さからだって逃げてきた。黒歴史はそれを知る人間と絶縁すればいいと実行してきたのだから。それ自体は悪いことではない。けれど、私はそのために自分の過去に向き合う耐性を失くしてしまった。だから今、書いていて時折つらいことがあるのだと思う。

執筆のための資料代にさせていただきます。