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【遠藤 優】2019.10.20 川崎マリンエンデューロ 1H 優勝

前戦の筑波8耐2時間エンデューロから約2週間。踏んだり蹴ったりの状況でレース当日を迎えた。前回のレース後に激しい嘔吐と下痢、治まったら台風で職場が沈没(水没のレベルではない)、そして水曜日に飛び出しを避けようとして数年ぶりの落車。幸い自転車を楽しめる心と身体はキープできたので10月の目標である勝ち癖をつけることを目標にレーススタート。

作戦は特にたてていなかったが、30分を過ぎてから6月のレースで一緒に逃げた高木選手と二人逃げで勝つイメージで前半を進める。スタートしてすぐは誰も前に来なくて、RXサポータージャージの吉村選手が積極的。集団は泳がせている感じだけど、前にいる人は概ね固定の良くあるパターン。

20分経過時点で、逃げが決まらないねと集団の中から談笑が聞こえてきたけど、これはチャンス。そんな時に逃げが決まるのがレース。追い風後半で上げて向かい風区間に突入するといい感じでブチブチとちぎれていく。25分あたりの一回目の攻撃はジョイントされてしまったけど、次の周で高木選手アイコンタクトができて、全く同じタイミングでスピードアップ。集団は一気に離れた。35分経過時点で二人逃げ+ゲストライダー筧選手で我慢比べスタート。

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筧選手はゲストライダーなので前には一切出ずに、後続との秒差を教えてくれるのみ。2人vs集団、集団からの時間と距離を奪うためにひたすら耐える、苦しくて楽しい時間。

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40秒になると集団は諦めるだろうと考えて、そこまではひたすら我慢比べ。

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お互い牽制をせずにラスト1周。気がつけば集団との差は1分程か。勝負をかけたのは最後の90度コーナー手前。ゴール前のUターン手前で息を入れたところで追いつかれたものの、慌てず再度踏み直して先頭でゴールを駆け抜けた。

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ツール・ド・おきなわまであと3週間。ここからが辛い3週間になるのは勝ったことがあるからこそ知っている。しっかりと準備してR58のゴール地点をトップで駆け抜けるイメージを作っていこう。



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