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【RX 遠藤】 2022.12.24 東京都選手権ロードレース 16位

【レース概要】


ひたちなか安全運転研修所という警察の訓練コースを借りて開催される、東京都でナンバーワンを決める位置付けの大会(実際に全日本選手権で勝つようなプロは出てこないが)。
プロ・アマ問わず参加できるが、平坦で50kmレースということで、アマチュアにも勝つチャンスがあるレース。昨年は自分が全体の4位・東京都の1位で、(棚ぼただが)東京都ナンバーワンとして表彰された。
今年、Roppongi Expressからは4名エントリー。この中からレースの優勝者、仮に勝てなくても東京都ナンバーワンを出すのが目標。
スプリントになればエースはハンさん、自分はゴール前アシストになるような作戦で臨んだ。

【レース内容】

スタート直前から急に風が強くなり、伸び縮みを繰り返すような展開。集団前方や風下は楽に走れるけど、展開が落ち着くまで集団後方や風下に入らない選手は千切れて行き、平坦コースにも関わらず集団は人数を減らしていった。
強い風の中、逃げができて吸収されてを繰り返し、気がつけばあと一周の鐘。不気味なくらいスローになったので、前に出て流しながら後ろのアタックに備える。前に来るのはLEOMOの小畑さんだけ。一年前のデジャヴか?
中盤のクネクネしたコースを抜けた後、レースを面白くしたのはチームのボス、高岡さんのアタック。
集団内の誰しもが『えっ、ここからいくの!?』という間があり、少し差が開く。
先週の大磯クリテの走りを見てて、高岡さんはコレをやってくると思ってた。さぁ、他チームは誰が追うんだ?追わないとボス逃げ切るよ?という展開で足を使って追ったのは小畑さんだけ。一人で追いかける小畑さんの後ろにビタ付き。この位置にいれば後ろからローテを回し辛いだろうし(完全に蓋をする気はないが)、集団の勢いが止まれば高岡さん逃げ切り。誰かがアタックをしたらそちらに切り替えて、ハンさんのアシストになればいいと考えながら、ゴール手前の下り坂。
高岡さんとの距離が捕えるかどうか微妙で、自分のリードアウトなく、そのままの勢いでゴールスプリント開始。エースのハンさんはイン側から行って、行き場を無くした状況でも、入賞権内までもまとめてくれた。

無事に年内のレースを終えられたことにホッとしながら、片付けをしていたらところ、東京都チャンピオンジャージを着たドヤ顔の人がやってきた。


本人は全体の1位じゃないからと言っていたが、チームとして最低限の目標は達成。
来年は体調が戻ることを期待しつつ、引き続き自転車に乗ることを楽しんで行きたいと思う。

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