プレゼントの本当の意味。

娘から突然、誕生日プレゼントをもらった。

穏やかな日曜日の夜。自宅でフットネイル中。
身動き出来ないので「ママのiPhoneとって〜〜」と娘に甘えておねだりした所「はいっ!お誕生日プレゼント!!」と、iPhoneを渡される代わりに可愛い包みが手渡された。

「えっ、ええっ、ホントに?ありがとう!」

やばい。泣く。

開けてみると中には、乾燥しがちで唇荒れると大変なストレスになるあたしの生命線とも言えるリップクリームが。
しかもスターウォーズの特別仕様。

やばい。泣く。

「お金無くなるの嫌やったけど、そんなんママ絶対喜ぶやん!と思って。リップ無いって言っとったし。それに可愛いやろ?スターウォーズ!」

お金無くなるの嫌、ってあたりが娘っぽい。

そういえば、ほんの少し前も遊びに行って帰ってきた時「はい!母の日のプレゼント」って言って
カーネーションの入浴剤をくれた事があった。

母の日過ぎた今も、テレビの前に飾ってある。

プレゼントって、相手を思って選ぶ時間こそが嬉しい、と言うけれど
本当にそうだなぁ。

お金や時間と言う労力を使ってくれるからこそ、喜びが増す。

「いかにその人が自分に関心があるか。」

それを計ろうとして時に人は、恋人や旦那様に
プレゼントを自らおねだりするのかもしれない。

女性は、自分に使ってくれる金額によって相手の愛情を感じる、と言う心理的な話がある。
まるですごく嫌な女の象徴の様だが、実際のお金と言うのはその人のHPだったりエネルギーだったりするので、要するに「あたしの為にどれだけパワー使ってくれる?どれだけ愛してくれてる??」の意味だ。

そんな自分自身も、人にプレゼントを選ぶ時間が好きだ。
その人を思って、時間と、自分がその人に対して使える金額を考えてチョイスする時間。

そして相手の喜ぶ顔を見たり使ってくれてるのを見たりすると、こちらの愛情が伝わってくれたような気持ちになり、非常に嬉しい。

娘が自分のお小遣いや時間(エネルギー)を使用して、選んでくれたプレゼント。

感激屋さんのママは、涙をこらえておどけてお礼を見せるのに精一杯。

今月はプレゼントする機会が多い。

次は、誰を思おうかな。
そして、誰が思ってくれるかな。


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