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「ラブレターは相手がいなければ書けない」
いつぞや、とある先生からいただいた
熱っぽい言葉を思い出す。
ここしばらくの間に起きた自分の心境や環境の変化に驚きつつも、ずっと心にあった捉えどころのないフンワリとした悲しみが供養された様な気持ちになっていた。
1番苦しいのは「後ろめたさ」。
それがあると、少なからず心がすり減る。
誰かを悲しませてしまう関係性は
どうしても、後ろめたさを持たせてしまうのだ。
そんな中、ずっと描いてきた自分のやるべき事、やりたい事の神輿を担いでくださる頼もしいお話を進めてくださった存在。
そんな人達の期待に応えるべく、存分に力を発揮出来る場所が出来るトキメキに胸躍らせて
目の前に起きる出来事を一つ一つこなしてゆく。
友人と時間を忘れ、夢を語り合う夜。
親友がくれる嬉しい言葉。
娘と大きなケンカもするし、仕事でショッキングな言葉も耳にするけれど
愛する人達が想ってくださる気持ちに毎日泣きそうになる。
少し気持ちが触れるだけで、伝わる愛情。
この人が、どうか、悲しみませんように。
どうか、笑顔で存在してくれますように。
その全てのやり取りが、あたしにとってのラブレター。
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