生活をしてゆくという事。

「ああ…もうダメかもしれない…」と思った事が何度もある。

それはただ単純に解決策が無い、と言う場合では無く自分の怠慢だったり忍耐の無さが招いた結果でもある。

それでも毎回、ストレスの極限の所で突如バアアッッ!っと扉が開いてきた。

「もうダメ!無理だ!わからない!!」ってまでグチャグチャに悩んだ所で、気がつくとその時よりも良い場所に居るのだ。

本当にそんなラッキーで生きてきたのだ。

娘を泣かせてしまった罪滅ぼしの様に、欲しがっていたスニーカーが海外サイトから丁度届く。

経済的はもちろん、精神衛生上より良い暮らしを送って欲しいと言う親心で養育する厳しさ。

全力で彼女を守るべき立場として、一体何が出来るかを冷静に考える。

とってもステキなお金持ちが急遽嫁にもらってくれないかな。
宝くじが桁外れで当たらないかな。
すごい時間に余裕があって生活水準変わらない仕事が舞い込んで来ないかな。

絵空事から、少し現実的な事まで
ひと通り想像してみる。

泣いている娘に、泣きながら言った。

「気持ちは分かったから。でも、もう少しだけ協力して欲しい。ママと2人なんだから。ちゃんと考えるから。協力して一緒に暮らしていこう。」

娘が我慢しないように。
母に無理がかかならないように。
あたしが自分を殺さないように。

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