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読書メモ&学習記録

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記事一覧

『コンサルが最初の3年間で学ぶコト』を読んで(1年目編)

考えるエンジン講座でお馴染みの、高松 智史さんの本。 ギャグセンが高くて好き。 Executive summary著者が言う”何かを学ぶ”と言うことは、①まず暗記、②不自然に使ってみる、③違和感を発生させる、④質問する、とのこと。 Summaryは正直、目次がそのままになってしまうので割愛。 特に印象に残った部分を抜粋しております。 以下を暗記し、試していくといいと思います。 文句を言う前に、辻褄を合わせる思考を。一番が、上司/顧客の言っていたことが昨日今日で変わった

『どうなる?日本社会のDXとデジタル庁~時田隆仁×南壮一郎×村井英樹×山口明夫×平将明』

週末レビューの”読んだ本・観たもの”で紹介するか悩んだが、これを観て、この一週間(正確には二週間)考えさせられるものが多かったので、個別取り上げて書きたいと思う。 この動画は、以下4名の方々が、日本のDXにおける課題を整理し、方法論を議論する、なんとも豪華な対談だ。 時田さん(富士通 代表取締役社長 兼 CDXO) 南さん(ビジョナル 代表取締役社長) 村井さん(衆議院議員) 山口さん(IBM 代表取締役社長執行役員) 平さん(衆議院議員) ※肩書きは登壇当時のも

「わかる」とは何か?(書評:「わかる」技術)

著者は東京大学名誉教授の畑村洋太郎さん。 タイトルにも書きましたが、この本のテーマは「”わかる”ってなに?」。 日ごろ自分が”わかったつもり”になっていないか、省みる良いきっかけとなりました。 以下に、個人的に重要と思われる部分を抜粋・要約して載せておきます。 人はいつ”わかった”と感じるのか?ここは前提の話なので、「フーン」程度に読み流してもらえればいいです。  日常的に目の前で起こっている事象というのは、ほとんどの場合、日々の繰り返しであったり、過去の自分が

書評:意思決定のための「分析の技術」

後正武(うしろまさたけ)さんが著者の名著。 この本がどんな本かは目次を見れば一目瞭然。 序章:分析とは何か 第1章:「大きさ」を考える 第2章:「分けて考える」 第3章:「比較して」考える 第4章:「変化/時系列」を考える 第5章:「バラツキ」を考える 第6章:「過程/プロセス」を考える 第7章:「ツリー」で考える 第8章:「不確定/あやふやなもの」を考える 第9章:「人の行動/ソフトの要素」を考える そう、コンサルタントの使っている切り口や手法がこれでもかと詰め込

Googleデジタルワークショップを終えて

GoogleによるWebマーケティング講座(オンライン,無料)を終了。 とってもわかりやすいので,ファインマン効果に陥りがち。 大まかな流れ・オンライン上でのビジネス機会の発見 ・戦略の策定 ・検索エンジンの仕組みと対応法 ・ウェブ分析の進め方 ・ソーシャルメディアの活用法 など。 感想・考察結局,リアルマーケティング同様に,ターゲッティングやポジショニングが重要。 SEO対策云々以前に「なぜオンラインサイトを活用するのか」,「どの顧客層にアプローチするのか」,「その顧客