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お客さんに近くに来てもらう3つのコツ 試食販売のやり方①

この記事では試食販売の初心者さん向けに、「試食販売でお客さんに近くに来てもらうためのやり方のコツ」を3年間プロとして働いてきた経験をもとに解説しています。

〇問題点

試食販売をする以前に、お客さんに警戒されて全く近づいてきてくれない。

初心者の試食販売の現状

最近の社会情勢で試食販売がなくなるかも?と心配していましたが、最近ようやく試食販売(デモンストレーター、マネキン、推奨販売ともいいますね)も再開されてきているようです。

試食販売はおもにスーパーでのお仕事になります。

試食販売のお仕事は、高額アルバイトに分類されてとても魅力的ですし、やりがいもあります。

たくさん売れるとボーナスが出ることもあります。

ただし普通のアルバイトのように、そこにいて作業をしていればいいわけではありません。

雇い主に期待されているのは「商品のアピール」「商品の販売」です。

そして普通に教えられているような方法では、

ほとんど売ることも試食を配ることさえ難しい」のが現状です。

どうしたらいいのでしょうか?

試食販売初心者が抱える4つの問題点


1 お客さんが近くに来てくれない。

2 試食を受け取ってくれない。

3 試食を食べてくれてもすぐ逃げられてしまう。

4 商品が全く売れない。

さてここまででいろんな段階で問題があることがわかりましたね。

この記事では1の「お客さんが近くに来てくれない。」問題を解決するためのやり方やコツを解説していきます

試食販売でお客さんに近づいてきてもらうためのコツ①「声かけ」


まずは声のかけ方から。

お客さんが自分の視界にいるかいないかでやり方が変わります。

お客さんのほうをまっすぐ見て、笑顔で大きな声であいさつをする・・・はダメですからね。

会社の研修では「お客さんの方を向いて、大きな声で、いらっしゃいませ!!!」」っていうように指導されてるでしょうけど、ダメなんです。

その対応をしていいのは、100%買ってくれるお客さんだけです。

買う気のない人に向けてそんな声かけをすると、「恐怖」でしかないはずです。

自分がお客さんだったらどう感じるか?考えてみてください。

…超こわい押し売り店員じゃないですか?

お客さんが「近くにいない」ときの声掛けのやり方

いらっしゃいませ~

こちらでは○○の試食を行っています~

などのように、大きな声でアピールしましょう。
この場合は普通にアピールしてOKです。

お客さんが「近くにいる」ときの声掛けのやり方

こんにちは~(時間帯に合わせたあいさつ)

ただいま○○の試食をしてますよ~

よそ行きの声ではなくて、自分の声で友人や家族に話しかけるように、相手に向けて狙って声を掛けます。

あまり大きすぎるのもいけません。

「いらっしゃいませ」は使いません。お客さんに警戒されるだけですから。

目の前を流れていくお客さんに興味を持ってもらえるかどうかは、

「最初の10秒間」でいかにお客さんの興味を引くか?にかかっています。

というか「ひとこと」でと言ったほうがいいかな?

ほかの販売員さんはけっこう考えていたりしてました。

私は単純に

「おいしい試食はいかがですか?」

「おなか減ってくる時間ですよね。」

「魔法のことば」

などをうまく使いながら試食を配ります。

まずは試食を受け取ってもらえることが大事ですから。

この試食の配り方も家族相手に練習するといいでしょう。

試食販売でお客さんに近づいてきてもらうためのコツ②「スキを見せる」

会社では

「お客さんのほうを見て笑顔で大きな声で接客する」

ように言われてます。

でもそうすると、誰も近づいて来てくれません。

実は「お客さんのほうを見て笑顔で接客」していいのは、100%買ってくれるお客さんだけです。

自分のお店に興味を持って近づいて来てもらうには、販売員である自分はいないほうがいいくらいです。

だから商品の整理整頓や補充をしたり、おそうじをしたり、いろいろほか事をしているといいでしょう。

販売員が「お客さんに気づいていない」ように見える状況を作り出しましょう。

そうするとあなたのお店や商品に興味があるお客さんは、警戒することなく近づいてくれるでしょう。

ちょっと演技の練習がいると思います。

試食販売でお客さんに近づいてきてもらうためのコツ③「お客さんをくぎ付けにする」

「お客さんが自分のお店の前にずっといる」という状況は、

ほかのお客さんからすると「売れているお店」に見えます。

できるだけ試食とトークでお客さんを自分のお店の前にくぎ付けにしましょう。

・・といわれてもそう簡単には出来ないですよね?

私でもせいぜい3分が限界です。

試食をいくつか準備して、ていねいに説明していくのがいいでしょう。

これも練習してみてください。

お客さんに近くに来てもらう3つのコツ まとめ


「試食販売をする以前に、お客さんに警戒されて全く近づいてきてくれない。」

という問題に対するやり方のコツを解説しました。

〇試食販売でお客さんに近づいてきてもらうための3つのコツ

  • 声かけのコツ(お客さんが遠いとき、近いとき)

  • わざとスキを見せるコツ

  • お客さんをくぎ付けにして、自分のお店の前にお客さんが長くいるようにするコツ


↓ ↓ 私のワザは全部このNOTEに書いてあります ↓ ↓

【完全版】試食販売のやり方 極意|夕張メロン|note

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