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ひと現場50万円近い利益も夢じゃない!北海道物産展(試食販売体験談)

よくデパートや大型スーパーで展開されている「北海道物産展」の実演販売(試食販売)のお仕事の内容を書いていきますね。

試食販売は「高額アルバイト」に分類される魅力的なお仕事です。
私の体験談であってすべての物産展がそうであるとは言えません。
ご了承ください。

  • 普通のお仕事では満足できない方

  • どんなに忙しくてもいいからひと現場50万円近い利益(あるいはそれ以上)を一気に出したい方

  • 人生で一発逆転を狙いたい方

ぜひ読んでみてくださいね。

何かの参考になればうれしいです。

北海道物産展のお仕事体験

物産展は2パターンあります。

大型スーパーの一角で行われる小~中規模の物産展

デパートのワンフロアで行われる催事としての大規模な物産展。

(催事とは特別な催し物のことです)

大型スーパーの北海道物産展の特徴

●大型スーパーの時には運営の会社が間に入って指揮します。

〇前日準備

前日午後から入店して自分のお店を設置します。

お店の配置とか看板の出し方、試食の量など細かく指示があったりします。

時にはお店の配置転換をさせられることもありました。

逆らえないので言われた通り動きます。

〇雰囲気

仕事内容はいつもの試食販売とよく似たものです。

一人一人のお客さんにていねいに対応していきます

「パンダで釘付け作戦」をメインに、状況を見て「バナナのたたき売り戦法」に発展させていきます。

ただし、普通のスーパーの試食販売よりはお客さんが多くて、買う気も強めのお客さんが多いです。

お客さんはスーパーのお客さんの入り方にかなり左右されます。

やはり土、日、祭日はとても忙しくなります。

〇営業時間

営業時間も運営会社が決めていてそれに従います。

8時~9時に入店して、10時ころから始めて、20時ころには完全に閉店していました。

最終日には18時ころに閉店して20時ころにはきれいに掃除が終わっています。

そのあとみんなで「お疲れ様会」をしたりすることもありました。

〇売上や報酬

その日の天候や曜日にもかなり左右されます。

ひとつ1000円~1600円の商品で利益率40%から50%くらいのものをよく売っていました。

売り上げは一日だいたい5万円~10万円前後くらい、粗利益は一日1万円強から5万円くらいでした。

かなりばらつきがあります。

デパートの催事としての北海道物産展の特徴


●デパートの時にも運営会社が入っているんですが、規模が大きすぎてよくわかりませんでした。

〇前日準備

お店の配置は決まっていて移動することはなかったです。

デパートの物産展の時は大型の機材を前日午前に自分の会社が搬入してくれていつものお店と違って大掛かりな店構えになっています。

前日の午後に入店してそのあとは自分なりの配置にしたり工夫していきます。

特に少し遠くからはなれてみて自分のお店がどう見えるか?かなり気にしてチェックします。

あとは近くのお店(たいていは同系統のライバルになるお店)にあいさつをしてまわります。

〇雰囲気

当日はかなり買う気まんまんのお客さんが殺到します。

ひと言でいうと「戦場」です。

〇準備は万端にしましょう

お店が始まったら売ること以外は出来なくなるのでかなりしっかりと準備をします。

もし営業時間のあいだに準備した商品がなくなると、もうお手上げです。

目の前を大量のお客さんが流れていくのを見ているだけになってしまいます。

そうならないようにかなり多めに準備しておきます。

閉店近くなると、ほかのお店は戦意喪失してるか、売り切れ閉店しています。

お客さんはそこそこいるのに、お店は半分以下しかやってない。

つまり閉店ギリギリは「独壇場」です。

集中力を切らさずに最後まで走り抜けます!

〇デパートの物産展の売りかた

売り方はひと言でいえば「バナナのたたき売り」です(笑)

いっぱいお客さんを集めて一気にさばきます。

そのあとスキを見つけて商品補充や掃除をしてまたお客さんを集めていきます。

規模が違うだけでやることはいつも同じなんですよ。

〇営業時間

営業時間はデパートに合わせて10時から18時まで。

8時には入店して準備にかかります。

退店は19時までにはしてました。

普通のお仕事よりも時間が短いので楽そうですが、実は息をつくヒマもないくらいの忙しさで大変です。

〇売上や報酬

大型スーパーの時と同じくひとつ1000円~1600円の商品で利益率40%から50%くらいのものをよく売っていました。

売り上げは一日だいたい20万円以上が多かったです。

粗利益は一日で8万円から12万円くらいが多かったですね。

うわー儲かるなあと思うでしょう(笑)

オープンから閉店まで深呼吸するヒマもないくらいの忙しさです。

クレームが一つでも来たら大変なことになります。

神経ピリピリです。

お仕事が終わって退店してもぼろぞうきんのようになって燃え尽きてしまいます。

しばらく何ものどを通りません。


●どちらの場合も1週間~10日ほどの日程で行われます。

●毎日裏の通路にきのうの売り上げがはりだされます。

同業他社どうしのにらみ合いが続きます。 

なかなかのプレッシャーです。  

私にもボスから「あそこだけには負けるな!!」と強く言われてました。

ひと現場50万円近い利益も夢じゃない!北海道物産展 あとがき

試食販売の花形、北海道物産展のようすを解説しました。

普段の試食販売とはひと味違います。

〇スーパーの小中規模の物産展は、ふだんよりは忙しいくらいです。

仕事はお客さん一人一人に丁寧に対応する「パンダで釘付け作戦」を行います。

うまくできたら、一気に売りまくる「バナナでたたき売り戦法」に移行します。

同業他社さんと一緒に仕事をするので、いろいろ学ぶことも多くありました。

仕事あとのご苦労さん会も楽しかったです。

〇デパートの催事としての大規模な物産展は、ふだんよりは仕事時間は短いです。

でも仕事の濃密度は最高です。

もしデパートの物産展で仕事ができるチャンスをもらえたら、「どうやって一気に売り上げを上げるか?」を自分なりに考えて挑戦してください。

部活でいうと「全国大会出場」くらいの緊張感はあります。

雰囲気にのまれないように気をつけて、いつも通りがんばるしかありません。

●物産展ではヘッドハンティングもあります。
私もライバル会社から2回声をかけられたことがあります。
ひとり身なら喜んでいきたい!と思えるほどの好条件でした。
そんなこともあるんですよ!

↓ ↓ 私のワザは全部このNOTEに書いてあります ↓ ↓

【完全版】試食販売のやり方 極意|夕張メロン|note

質問があったのでお答えします。

Q いきなり物産展を任されることはあるのか?

A 物産展のお仕事は私の会社では一番利益が取れる仕事でした。
会社としても「ド」新人にいきなりやらせることはありません
ある程度の経験と実績を積んで会社に認められて初めてやらせてもらえる仕事です。

たとえるなら運転免許取りたての初心者ドライバーがF1のレースに出るようなもんです。
私の場合でふつうの仕事を3か月やったという実績で任されるようになりましたよ。

もちろんその3か月で、そこそこの売り上げを出せてないとだめですよ。

それでもお店を運営するのがギリギリでした。

回数を重ねるごとに売り上げが上がっていきました。
もしド新人が物産展に一人で放り出されたら即座に逃げ出したくなるでしょうね(笑)


ほかの会社では三人チームでやっているところもありました。
そういう会社にならいきなり物産展に入れるかもしれません。
ただしどういう報酬体系かはわかりません。

物産展で忙しいのになぜ一人でやるのか?

A 自分以外の試食販売員と組むこともまれにあります。
私は練習期間以外やったことはないですが。
他の試食販売員を派遣してもらうこともできます。
でも自分で「高額の」日給を払うことになります
たぶん2万円くらいかかったはずです。
そしてどんなレベルのどんなやり方の人が来るか?
自分のやり方と合わなかったら全くの大失敗になりかねません。
あと一人で忙しくしているのは悪いことではないんです。。。ごにょごにょ

これ以上は企業秘密です(笑)

Q 物産展をやってみたいんだけど‥

A  物産展専門の会社もあります。
ネットや求人雑誌にも載っていたり、ハローワークでも見かけたことがあります。
もし興味があったら話だけでも聞いてきてみるといいと思います。
もしかしたらちがう世界が開けるかもしれませんよ!
いい会社も悪い会社もさまざまな会社があります。
よく見さだめて入社してください。

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