看護師が考える、アフターコロナ予想①
こんにちは。
ひとつの職場にとらわれない看護師の働き方を模索しているゆう(@yufreelancens)です。
先月よりフリーランス看護師として一つの職場にとらわれない働き方を模索しているところであり、直接、発熱患者さんやコロナ患者さんの看護は今のところ行っていません。
しかし、誰かがしないと全員が共倒れしてしまう仕事であり、COVID-19と真正面から向き合っている医療従事者には感謝と尊敬の気持ちを表したいと思います。
この気持ちを持ちつつ、今後の看護師の働き方の予想(どう変わっていくのか)、今、私が看護師としてできることについて書いていきたいと思います。
誰もが生き方・働き方を見直している
COVID-19がこれだけ猛威を奮っており今までの常識が通用しなくなることは目に見えている中、今後の生き方、働き方を考え直している方は多いと思います。
私自身、一看護師として「看護師を続けるのか?」を含めて今後の働き方を考え直しているところです。
働き方はどう変わっていく?
今すでにそうなっているように、オンライン化はどんどん進むと思います。
【オフィスで働いている人の場合】
・週5日出社→出社不可欠な仕事の時のみ出社
・満員電車で通勤→そもそも通勤する人が減る。時差出勤が加速する。
・会議室で会議→オンライン会議
・営業で会社訪問→オンラインやメール、動画に切り替わる
・書類で管理→ペーパーレス化。オンライン上(クラウド)で共有、管理
このあたりがどんどん進むと思います。
オンラインの仕事と、オフラインの仕事を上手に組み合わせるスタイルに移行していくのではないでしょうか。
これができない職種はどうなる?
今多くのレストランや居酒屋などがテイクアウトを始めています。
【実店舗ありきの仕事の場合】
・店内で食事を提供→テイクアウト、食材そのものを売る、デリバリー
・店舗を「場」として貸し出す→少人数の会、会議などに使用できる場所としての提供。自粛規制が緩和されていけばこういった営業方法をとる店も増えるかもしれません。
・お客さん同士が近い席で飲食する→対面は避けた座席配置、予約制、席と席の感覚を空ける。ただし、そうするとお客さんの人数が減る可能性があるため、別のキャッシュポイントを作る必要があると思います。
・美容室→予約制、席間隔をあける。出張美容室は現在はできないようですが、ルールが変わっていくかもしれません。ただし、そうなると美容師さんがウイルスの媒介となる(ウイルスをお客さんからお客さんに運んでしまう)リスクはあり、店舗を開けることと比較して感染リスクは減るのか?と考えると疑問です。
感染症があっても、現場で稼働せざるを得ない職種は?
エッセンシャルワーカーと呼ばれる、生活に必要な職業はどうなっていくのか。スーパー・コンビニ・ドラッグストアの店員さん、運送業者、物流関係、行政、そして医療・福祉関係の職種。これらは現在も実際の現場での稼働を止めることができません。
こういった職種は、できる限りの感染防御策を取り、必要不可欠な仕事のみ行うということが今できることだと思います。
実際の医療現場でいうと、オンライン化できることは限られています。(無いとは思いません。出来るところもあると思いますし、見つけていきたいです。)
しかし、血圧測定や投薬、検査、清潔保持、配膳や食事の介助、排泄介助など、患者さんとの接触はどうしても避けられません。
【医療従事者の場合】
・病院・施設:質の高いPPE(個人防護用具)を十分な量で準備する
・医療従事者:PPEを正しく使う。手指衛生の徹底。
・給料の向上
・休養の確保
・家族がいる医療従事者への配慮:保育園の整備、感染者と接触したスタッフが泊まれる部屋やシャワー、食事、最低限の備品(衣服やシャンプー、歯ブラシなど)の確保
現状からすると理想論と思われるかもしれませんが、医療従事者やその家族の健康を守り、リスクの高い医療従事者が現場から離れないようにするためにも、こういった取り組みは進んでいくと思います。
・・・ここまでは、ざっとした予想をしてみました。
長くなったのでここまでにします。一看護師としての身の振り方についても考えを書いてみたいと思いますので、良かったらお付き合いください。
読んでいただきありがとうございました。
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