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実家へかえる
昨日、久しぶりに帰省しました。と、いっても実家は電車とバスで40分ほどの距離。同じ県内なので、絵に描いた帰省というものはしたことがない。距離と気持ちは比例するのか、コロナで半年近く帰らなかったにも関わらず、帰ってきた!という感じにはならなかった。
それでも母が張り切って車でいろんなところへ連れていってくれた。人気のカフェでランチ、お墓参り、おいしい夕食。帰りにホタルの群れが見れるスポットにもいったんだけど、残念ながら気候がよろしくなく、数匹しか見れなかった。残念。
父とは一言も話さなかった。コロナ以降、わたしはあることがどうしても許せなくて、父もそれを判ってるのか、同じ家にいたのになにも話かけてこなかった。また別のときに書こうと思うんだけど、わたしは父が好きではない。嫌いなんだと思う。でもその思いを書こうとすると、自分の負の感情と向き合わなければいけないので、それがとてもしんどいなあと思う。しんどい思いをしてでも、向きわなければならないのだろうか。親子ってむずかしい。
今、実家→自分の家に帰ってきて、ほっとしながら日記を書いている。わたしの家は、ここだ。賃貸だし、隣家の物音も響くような小さな1Kだけど、一番安心できる場所だと思う。ちょっとさみしいけど、自然なことなんだろうなとも思う。30半ばをすぎても親元にいる友だちも何人かいるけど、どこか不自然に見えてしまう。もちろん、個々に事情があることは分かってる。けど、やっぱりある程度育ったら、親子でもある程度距離があったほうがいいんじゃないか、と思う。少なくとも、わたしはそれをして良かったと思う。
田舎の夜は寒くて、ホタルは数匹しか飛んでなかった。一昨日は大阪のど真ん中でフラペチーノ飲んでたのに、昨日は真っ暗な川のそばで星を眺めてた。今日はわたしの城のなか。明日から、また仕事がんばります。
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