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経穴対策ー①ー

さっそく経穴対策を始めていきたいと思います。

鍼灸師国家試験において覚えるべき経穴数は361そこに奇穴が32、経穴の組み合わせが4つとなっています。

よくサイトなどではおよそ360と書いてあるのですが…こうやってみると約400なんですよね。まあ経穴は400あるのですがもちろん頻出・偏りが存在します。
初代のポケットモ○スターは151匹と言っていましたが(今は1000匹超えてるんだとか…)、ポ◯モン全て言えなくてもピ◯チュウくらいわかりますよね。極論ではありますが、経穴も似たようなもんです。鍼灸師にとって使いやすい経穴、解剖学的に問いやすい経穴、問題作成しやすい経穴などなど…

そのような偏りはあるもののありがたいことに経絡経穴において【重要経穴】がまとめられた表が存在します。要穴表です。
お料理の世界で例えれば、調味料のさしすせそです。ガラムマサラとか豆板醤とかじゃないです、砂糖、塩、酢、醤油、味噌!みたいなもんです。
ゲームで言えば強キャラです、アイドルグループにおける推しです。
それだけ抑えときゃなんとかなるんです。

教科書にももちろん書いてあるのですが、教科書の初めと終わりにはそういった【経穴まとめ表】があります。ありがたいことに、いくつかあります。ありがたいですね…

①五兪穴・五行穴(陰陽):60
②五要穴:67
③八会穴:8
④四総穴:4
⑤八総穴:8
⑥下合穴:6
合計153です

もちろんこの表の中にも出やすいものと出にくいものが存在しますが、400個覚えろって言われるより、150個覚えろって言われる方が楽ですよね。
しかもこの150個、重複があるんですよ。嬉しいですよね!(通販番組みたい。)
③〜⑥は①と②にほぼ含まれています。ちょっと含まれていないのもあるんですが、そうするとおよそ130になります。

どうせ満点を狙うとなると400覚えに行くんですが、経穴苦手な人はここから始めましょう。

学校の先生によるのですが、400の経穴を1から、肺経あるいは督脈任脈から始める先生もいるのですが、僕は必ずここから始めます。歌って全て覚えようとする方もいらっしゃいますが、正直国試においてその行為はあまり意味をなしません。学校の試験の中ではこの経絡の何番目を答えよなんていう問題は出てくるかもしれません。一つの経脈について熟考する場合は大切なんですが、こと国試においては無意味ですし。パワータイプの暗記が苦手な人には拷問です。
いや、要穴表覚えろっていうのも拷問なんですけどね。

でもこの拷問超えてしまうと後がとてもらくなんですよ。
わけもわからずこの表を覚えておくと、後々「あ、この経穴、あの表に出てきてたな」っとなって後の経穴の伸びが変わるんです。

ネット検索してると覚え方の語呂が書いてあったり、先生によっては語呂を配ってくれる人もいますが、個人的にはやめた方がいいと思っています。
パワータイプの暗記が得意な方や若い脳、シャッターアイの持ち主なんかはそれでも構いませんが。このnoteを自ら検索して見つけた経穴にお困りの方においては絶対にやめた方がいいです。

じゃあどうすれば良いかというと、自分で語呂を作ってください。これにつきます。

下ネタでも内輪ネタでもいいんです。人に見せるもんじゃないです。国家試験受ける時はどうせ一人なんです。試験中ニヤニヤしてても試験官にはわかりません。声出して笑ったり、ましてや経穴の歌なんか歌わなければ大丈夫です。私が専門学生の時は学期末試験の時に試験中歌っている人がいらっしゃいまして、2回目は退室ですよと厳重注意されていました。あの時は厳重注意で良かったですね!Nさん!笑

ということで今日のまとめは要穴表から始めよう、自分で語呂考えようです。


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