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喫茶carta

盛岡を離れて8年になります。

住んでいた時は、仙台や東京にあるあのお店がない!田舎だ!と不満もあったのに、今は、さわやロス、柳家ロス、焼肉のヤマトロス…と恋しいものがたくさんあります。
盛岡を離れる前日に行ったのが、私が盛岡で一番好きなカフェだと断言しているcartaです。
他県に引っ越してから、何となく帰省しづらくて、コロナ禍になってさらに帰省しづらくなって、いつか行こう行こうと思っているうちにお店が閉店になってしまいました。

23と37のコーヒー、
丸パンサンドと一緒のスープ、
ウィルキンソンのジンジャーエールを初めて飲んで辛さでむせた思い出もあります。
置いてある本もはっとするものが多くて、読みいってしまって長居してごめんなさい。

冬はストーブが温かくて、窓から雪を眺めながらコーヒーを飲むのが好きでした。
お店のご夫婦もいつも優しかったです。
建物の雰囲気も、ナチュラルで、どこか武骨で、当時の盛岡にはないようなオシャレさがぎゅっと詰め込まれていて大好きでした。

また行こう、と思っていると行けなくなることがあるんだなと寂しくなります。
新しくお店を始められたときには、盛岡に帰って、23を飲みに行こう、と思っています。

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