【FXトレードノート】トレード分析が面倒な人ほど使ってほしいWebアプリ
はじめに
FXは情報の正確さと分析力が求められる市場です。そこで、FXのトレード情報を保管・分析してくれるアプリをご紹介します。
それは、FXトレードに特化した機能と、直感的な操作性を備えたWebアプリケーションです。
アプリの全体像
まずは、Webアプリがどのような概観なのかを画像で紹介します。
アプリの特徴
1. 取引情報の一元管理
このアプリケーションの特徴は、トレード情報を詳細に記録し、一元管理できることです。記録できる情報は、
通貨ペア
取引Lot数
ポジション(ロング、ショート)
取引スタイル(順張り、逆張り、レンジ)
注文時間
注文時のレート
利益確定レート
損切りレート
エントリー理由
注文時のメンタル
メモ
獲得Pips
約定時間
これらの情報を記録することができます。
また、上記の情報からリスクリワードやポジションの保有時間なども自動で算出されるようになっているので、トレードに関するあらゆる情報を一つのアプリで直感的に確認することができます。
これにより、トレードの振り返りや分析が容易になり、より質の高い取引を行うために利用することができます。
2. ローカルサーバーでの運用
このアプリケーションはローカルサーバーで動作します。そのため、第三者のサーバーやクラウドサービスに頼ることなく、自分にしか見えないように情報を管理することができます。
これは、FXのトレードにおいて重要なプライバシーを保つための大きなメリットとなります。
また、外部サービスやネットワークを利用しないことにより、いつでもどこでもデータを確認できるメリットもあります。電波の届きにくい場所の移動途中でも、ローカル環境に保存されたデータを分析してトレードの質を向上させることができます。
3. ユーザーフレンドリーなUI
UIは使いやすさを追求しながら、必要な情報がすぐにアクセスできるように工夫されています。
例えば、注文Lot数や約定時間などの数値入力フィールドは上限と下限が設定されており、誤った入力を最小限にとどめるように作られています。
また、利確と損切のレートからリスクリワードが自動的に計算されるため、アプリを開きながら利確と損切の場所を決定したりと、意思決定の速度が向上します。
ほかにも、階層構造を減らし、アプリケーションの上部にあるナビゲーションバーを通じて瞬時にアクセスしたい情報にたどり着くことができます。
さらに、FXにおいて過去のトレード情報を分析することはマストであり、画面を見続ける時間が長くなると思われます。そのため、画面や文字を落ち着いた色に設定して長時間の作業でも目に負担の少ないように設計しました。
4. バックエンドでPythonと統合
このWebアプリケーションを利用する最大のメリットは、分析目的でのPythonとの統合です。
バックエンドでPythonと統合することで、入力された多種多様なトレード情報からグラフを生成することができます。これにより条件ごとの勝率を視覚化することができ、トレードの改善や向上に役立てることができます。
アプリの画面と機能
ここからは実際のアプリの画面を用いながら機能の紹介をしていきます。
1. 新規ノート
新しくトレード情報を入力する際は、ナビゲーションバーの左上にある「新規ノート」から入力します。
このページでトレードに関する情報を入力し、データを蓄積していきます。
入力フィールドはUIにこだわって設計されています。具体的には、自由に通貨ペアを追加・削除することが可能であったり、ポジションの方向に応じて自動的に利確と損切の上限と下限が設定されたりします。
また、約定時間は注文時間よりも前にはならないようになるなど、細部にわたる配慮がなされています。
2. 取引中ページ
この画面は、注文済みで約定していないトレード情報を確認します。
情報はテーブル形式となっており、テーブルをクリックすると詳細を確認する画面が出現します。
もし取引中ではなくなったら「約定」ボタンで追加情報を入力してトレードを完了させたり、「削除」ボタンで情報を取り消します。
3. 取引履歴
このページでは、これまでの全取引を確認することができます。
こちらもテーブル形式でデータを確認することができ、それぞれのテーブルをクリックすると詳細モーダルが出現するようになっています。
モーダルの下にある「編集」ボタンで情報の修正、「削除」ボタンで情報の削除が可能です。
また、取引履歴ページの右上にある「条件検索」ボタンでは表示させるテーブルをフィルタリングすることができます。
このフィルタリングを活用することで、特定の取引に絞って確認することができます。
自身のトレードの癖や改善点を研究し、トレードの質を向上させることに役立てられます。
4. 分析
分析ページでは、バックグラウンドで動作しているPythonでこれまでのトレードデータを処理・分析し、グラフが描画されるようになっています。
グラフは棒グラフ・散布図・ヒートマップを利用しており、各項目ごとの勝率や獲得pipsなどを可視化できるようになっています。
グラフの上部にある選択ボックスでグラフの種類を変更できます。
画像はページの一部であり、画面の下部には異なるグラフも確認できます。
まとめ
以上が、本Webアプリケーションの概要です。
ただのツールではなく、利益と効率を追求しながら、自分の戦略的な洞察をローカルサーバーに保管するトレーダーの味方となるように設計してあります。ぜひ、トレードの質を改善することに役立ててください。
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