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平凡の愛し方

アラームが鳴って、

睡魔と寒さに悶絶しながら起き上がる

食パンにバターを塗って

ミルクをゴクゴクと飲み干して

急いで外に出る

そんな繰り返される動作たちが

最近、とても愛おしい

淡々と生きたり、変化のない日々は

あまり好きではないわたしだが

こういう、自分を作ってきてくれた習慣くらいは

愛してやらないと、自分が可哀想だと思った

退屈だな〜、と思うことが増えたのは

加齢のせいなんだろうか

感動する気持ちなどが

年々薄れているようでとても嫌だ

だけど、題材にある”平凡の愛し方”を

とあるアーティストから学んだことで

平凡こそ、愛すべきだと感じている

わたしはたくさんの平凡のおかげで

毎日を生きているわけであり、

それに感謝しないのは、愛さないのは

もったいないと思った

平凡こそ、真の幸せだ

人間ってすごく都合が良くて

幸せな時ほど

当たり前のこととして捉える

苦しい時ほど

これは変だと文句を言う

そうやって物事を状況ごとに

自分なりに解釈して生きているんだろう

わたしだってそうなのかもしれないけど

だけどなんか

自分を構築してきた全ての事柄

それだけは愛していたい

そんなふうに思った深夜でした

読んでくれて ありがとう




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