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柔軟剤の香り

息子が幼稚園で配布された柔軟剤の試供品を持って帰ってきた。
先日洋服を買った時におまけでもらったものと同じだった。

日用品の需要を増やすためには試しに使ってもらうのが一番良さを伝えられるという事なのかな。

私の場合、洗剤や柔軟剤は実家の母が使っていた物と同じ物を使っている。香りは強くないし、香っても慣れた匂いで違和感がないからだ。
お中元やお歳暮で頂くか運動会の景品でもらうくらいしか違うメーカーの物を使用する機会がない。
こういう消費者は洗剤を作って販売する側からしたら嬉しいのか嫌なのか。
そういえば弟が新生活を始めた時、母は柔軟剤入りの他メーカーの洗剤を用意していた。新生活が始まる季節は他の洗剤にも手が伸びやすい季節といえるのか。

そんな私の分析はどうでもいい。
何だか携帯電話の乗り換え割を思い出した。

どんな条件が揃えば柔軟剤を乗り換えるだろうか。

香りはほんの少しでいい。香らなくてもいい。
柔軟剤としての機能はしっかりとある。
使用する事で服を痛めない。
価格が安ければなおよし。

書き出してみると案外ありそうな感じがする。だとすればやっぱり香りの好みに左右されるのか?
普段と違うメーカーの柔軟剤を使用して肌が荒れてしまった経験があるので注意が必要なのだけれどそんな事は滅多にない。試供品が2つもあるし使ってみるか!

という事で使用した結果。

香りが強すぎる!!

朝、ご飯が炊けて炊飯ジャーを開けると・・・
蒸気を浴びて柔軟剤の香りが漂う。熱に反応する仕組みらしい。
忠実に仕事をする柔軟剤の成分たち。
違う、これは汗じゃないの、匂いを隠さなくていいの。

私は美味しく炊けたご飯の匂いを嗅ぎたかった。
この柔軟剤とのご縁はなかったということにしようと思う。



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