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満月の夜、夜明けのすべて

久しぶりに再開した音楽を聴き、
久しぶりの景色を眺めながら、
久しぶりに行く街の映画館へ向かう。

向かう途中、高校生の頃によく行った運動場のことを思い出した。
今でもまだあるのだろうか。向かう道を覚えているだろうか。用事はないけど久々に行ってみたい。
そんなことを考えながら、電車に揺られた。

久しぶりの街の映画館で『夜明けのすべて』を観た。
PMSとパニック障害の2人。

理解できないからと距離をとるのではなく、
理解できなくても、受け入れたり歩み寄ることはできる。
誰かにとっては必要のないものでも、他の人が必要としていたり、大切なものであるように。
たった一言でも、その優しい心遣いで、安心したり救われたりする。

2人が対話し歩み寄っていく姿に、心が温かくなった。
もし2人に再び症状が出たとしても、
歩み寄ってくれたこと、そんな人に出会えたことを思い出し、生きていける。そんな気がした。

夜明けの直前が一番暗い。
夜があるから朝が来る。
プラネタリウムの時の言葉が素敵だった。


月とケーキを観た時から思っていたけど、
身近な人に、少しだけ髪を切ってもらうのいいな。もちろんリスクはあるけれど。笑

映画を観終わった後、空を見上げると満月の夜でした。

久しぶりに再開した音楽はこちら↓

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