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ノクチル:天塵を越えて

 とりあえずアイドル23人全員をプロデュースして無事に浅倉P・半分樋口Pになったのが前回までの流れ。一回目のプロデュースではまだ樋口Pじゃなかったのです。このとき(5月中旬くらい)は担当2人ってありなの?浮気じゃないの?みたいな迷いがありました。そうこうしてるうちに浅倉PSSR、樋口PSSRと追加されて、いつの間にかそんなことは考えなくなっていました。

 やっぱどっちもいいんだわ・・・恒常浅倉と樋口の良さは等身大の彼女たちが何のてらいもなく表現されているところです。もともと浅倉は表裏がない、樋口はPに表(表面づら)を見せる必要がないという理由で、彼女たちの心情をかなりストレートに表現していると感じるコミュ内容でした。

 浅倉・樋口Pになった時点で、小糸や雛菜も当然気になっていたのですが、正直なところ二人のwingはそんなに刺さっていませんでした。なので6月にPSSRが追加されたときはけっこう期待したのですが、こちらもそれほど刺さることはなかったのです。特に雛菜に関してはもう少し掘り下げて欲しかったと今でも思います。True Endのcherry pickingは「いいとこ取り」という意味であり、雛菜の聡い部分を表現していると思うのですが、こっちとしては何でそうなのか知りたいんだよな。(まあ1週目で手の内見せるのはないのか)

 とこんな感じでもう気持ちは半分ノクチルPなのに、若干のモヤモヤを抱えながら6月末に開催されるノクチルイベントを迎えることになりました。

走り出したノクチル、彼女たちは海を目指す

「なんて言えばいいんだろうな、ああ言う輝きのこと、あの本番が輝いていたって感じる気持ちのこと」

 シャニPはふと呟きます。

 彼女たちが彼女たちであるということ。それ自体がきらめいている。
普段はシャニPに共感することが少ない自分が、めちゃくちゃ共感したところです。

 天塵は今でも時々見返すくらい好きなイベントです。自分にはあんな輝いていたような青春はなかったけど、めちゃくちゃ郷愁に駆られてしまう。

 円香の独白・透に対する感情。透の幼馴染に対する思い。小糸・雛菜の行動原理。誰も見ていない初ライブ。

 ノクチルが走り出した時、自分の心の中で彼女たちが動き出した感じがしました。漫画家や作家が物語を考えているときに、キャラが勝手に動くというのをよく聞きますが、あれに近い感じだと思います。

 あの日以来、彼女たちの何気無い日常や輝きを描きたいと思うようになりました。いつか納得できる絵が描けるようになりたいなあ。


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