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ある日の野草採取 #1

こんにちは。
株式会社dotDで「onedog」や「meepa」の開発をしている梅田です。

いつもは開発周りの記事を書いておりますが、リクガメ用の野草配送サービスを検討していることもあり、せっかくなので今回はリクガメの餌となる野草採取を記事にしてみました。



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...ということで降り立ったのは東京23区外の市が管轄する某公園です。
おいしそうな野草が生い茂ってらっしゃいます。

よっしゃ早速野草採取開始!
といきたいところですが、
「そもそも市の管轄の公園で野草採取ってしていいの?」
と疑問を持つ方もいらっしゃるかと思いますので、実際に市役所の担当課に問い合わせして得られた回答と私の理解を記載します。

結論、私の理解では「雑草の除草行為にあたる採取であれば問題ない」です。

回答: 
市立公園内の野草について、条例にて「植物を採取し又は損傷すること」は原則として禁止しておりますが、雑草に関しましては公園内の美化活動の一環として、除草したものをゴミとして家庭内にお持ち帰りいただき処分する分には問題ございません

つまり、管理されている場所に自然と生えてくる保護対象や管理対象でない草=雑草(※)については、採取して持ち帰るのは問題ないようです。
しかしながらこれは今回採取を行った市のケースであることと、採取場所に採取禁止の看板や囲いが無いということが大前提であるので、皆さんも採取の際はぜひ管轄に問い合わせしてみると良いかと思います!

※「雑草」については、私の問い合わせ内容で「タンポポ、ノゲシ、桑など保護されていないような雑草」というように言及しておりました


さて、雑草の採取は問題なさそうなことが確認できたので、野草採取を行っていきましょう。


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まず目に入ってきたのは桑。
ど定番ですね。うちのヒョウモンもよく食べますのでいただいていきます。


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桑の下にはバラ科の野草。
ヘビイチゴっぽいけど少し葉に光沢と厚みがない気もするので、違うんだろうな...。
種類わかる方いらっしゃったら教えていただきたいです。
とりあえずこれもうちの子は棘も気にせずよく食べるので、いただいていきます。


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これもど定番ですが葛ですね。
あんまりうちの子は好きじゃないので、せめて若くて柔らかそうな小さめの葉をいただいていきます。
確かに葛は葉にあまり水分を感じなくて、私目線そんなにおいしそうな感じではない...。今度亀と一緒にかじってみるか。


と、ここで蚊はもちろんですが「メマトイ」達に襲われまくります。
視界に何匹も入ってきて本当に気が滅入るので、ダッシュしてその場を離れます。
人の目の水分を狙っているって話、本当なんでしょうか。

少し明るく開けた場所に移動し、メマトイたちを振り払って引き続き採取を行っていきます。


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またまたど定番ですが、ヤブガラシです。
嗜好も高いし量も採れるので助かっています。でもよく蟻とか虫が葉の裏についている点は全く助かっていません。なんで虫に人気なんだろう。


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ツユクサがちらほら生えていました。
みずみずしく肉厚な感じで、うちの子はとても好きなんですよね。食べている時に咀嚼音もパリパリ聞こえてきて好きな野草です。
実際、アクもなくて人間にとっても食べやすいみたいなんですよね。さっと茹でて胡麻和えとか美味しいらしい...。
採りすぎない程度にいただいていきます。


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ノゲシも大きくはないですが生えていました。
桑の次にお世話になっている野草かもしれない。巨大なノゲシ見つけると亀より私が興奮します。
下に生えているカタバミはうちの子は食べないし積極的には採りません
-> twitterでご指摘いただき、カタバミを採る可能性があるかのような記載にいなっておりましたので修正いたします。カタバミは採取いたしません。


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ウラジロチチコグサも結構生えています。
多年草で、秋から寒い時期にはかなり重宝するキク科の野草です。
うちの子は好きでも嫌いでもない感じ。たくさんあげると飽きやすい印象。


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オニノゲシも少し生えてました。
ノゲシよりも棘がキツく、与えるのを敬遠する飼い主の方も多い野草かと思います。軍手してても貫通してきます。
うちではむしろ好んで食べているので、あまり気にせずあげています。


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カラスウリですかね...。
正直あまり食べてくれないですが、バリエーションとしていただいていきます。


他にもタンポポやオオバコなどを採取し続けること、30分ほど。


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大きめのziplocがいっぱいになるくらいは集まりました。
大体これで4日分くらいになります。
種類も10種類以上採れて、一安心です。
家に持ち帰り早速洗って、今回の野草採取は終了です。


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そして彼の胃袋に消えていきます。


こんな感じで今回は野草採取について記載してみました。
野草採取は色々な発見や学びがあり、しかも無料で餌が手に入るので本当に素晴らしいです。
しかし一方で、蚊など虫の弊害・労力・種類の確保など、なかなか大変な面もあります。
少しでも飼い主の方々と亀さん達を幸せにできるよう、野草配送サービスをなんとか実現させなければと採取のたびに痛感します。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
dotDでは想いを実現させたい仲間を募集しております。
ご気軽にご連絡くださいませ。


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