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「どんなことがあろうと、私はあなたの味方」

タイトルは、とあるドラマのセリフで心に残ったセリフです。
ドラマ中であればよくあるセリフにとどまるけど、日常生活ではあんまり使われない(というか気恥ずかしくて使えない…)セリフですよね。

この、一見ちょっと気恥ずかしいセリフですけど、このセリフは、今の日本人には足りていない、とても大切な要素が含まれていると思ったので、今回はこのセリフについて書いてみたいと思います。使うかはさておき、なぜ大切なのかを知ってもらえたらと思います。
(最後にこの記事の良い活用の仕方が書いてあるので、そちらもご参照ください)

アイラービューが足りてない

海外であれば日常的にアイラービューアイニーヂューですけど、特に日本人は(冒頭でも気恥ずかしさと表現しましたが)抜群にこれが足りていない。

「どんなことがあろうと、私はあなたの味方」というセリフは、「他人の評価ではなく、私自身の意思であなたを支持するし、それはどんな状況であっても変わらない」という、全面的かつ絶対的な「存在の受容」が行われる言葉なんです。
この全面的アイラービューが、今の時代はめっきり足りていないと思います。

カウンセリング場面でもみられる「全面的肯定」の大切さ

ちょっと極端な表現になりますが、カウンセリングのケースの中には、ほぼ「あなたは私の味方」と伝えるだけの関わりで、本人が課題を軒並み解決するようなケースもあります。
今の日本人には伴走者が本当に足りていないのだと思います。
心理的安全の確保は、その人が本来持っている強みを最大限まで伸ばし、自分自身で日々を乗り越えられる力を提供できるのです。

あなたの味方を探して欲しいし、誰かの味方になって欲しい

重い責任を背負って働いたり、家事をしたり子育てをしている毎日。こんな毎日を、自分の責任を甘んじることなく全うしている人たちは、本当にそれだけでも頑張っていると思います。
この時に必要なものは、解決策やアドバイスではなく、ただありのままを受け止めてもらえる居場所です。
「どんなことがあろうと、私はあなたの味方」というセリフは、ここが自分の居場所だと再確認できる言葉になり得るものだと思います。

僕は、人間関係は一方通行ではない、相互的に作用されるものだと思っているので、まずは誰か味方を探して欲しいと思いますし、もし味方が見つかったら、その人の味方にもなって欲しい。

アイラービューアイニーヂューは難易度が高いけれど、ここまで読んで、自分に活かせそうだと思った方がいたら、「あなたのことを全て理解できていないだろうけど、どんなことがあろうと私はあなたの味方だからね」と言ってみてください。
それでも難易度が高いと思ったら、もうこの記事のリンクを相手に送ってください。もう、僕が下で伝えておきます。
この記事を送られた方!
タイトルの通り、送り主はあなたのこと、大切に思ってますよ!!

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こちらのnoteは、cotreeのadvent note企画、6日目です。


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