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【第12節 VS アスルクラロ沼津】

ーー天皇杯ではJ1ベガルタ仙台に勝利し、リーグ戦を含めチームは3連勝を記録していました。チームとして、どのようなメンタリティで沼津戦に臨みましたか?

韓勇太:「ベガルタ仙台に勝利しチームとして自信を持てていました。ただ、自信を持つことと気を緩めることは別なので、気を引き締めて試合に臨むことを意識しました。内容としては前半にゲームが大きく動き、簡単な試合ではなかったと思います。ただ、こういった『落としやすい試合』を勝利で終えることが出来たのは非常に大きな収穫です」

ーーこういった難しい試合を勝利で終えることが『昇格争い』に参入するうえで重要だと思います。

韓勇太:「そうですね。まだまだシーズンは続きますが、チーム全体として気の引き締まった雰囲気を共有出来ていると思います。大事なのは継続することです」

ーー韓選手はシャドーとしての起用が3試合目となりますが、どのような意気込みで臨みましたか?

韓勇太:「試合に入ってみないと分からない部分が多かったので、落ち着いて状況を把握することから始めようと臨みました。
シャドーとしては3試合目になりましたが、良い感触を持ってプレー出来ていると思います。ブレンネル選手との関係性も良いですし、僕を含めて複数の起点を作ることが出来たらと思っています。
また、最前線でのプレーだったらどうしても背負うことが多くなりますが、シャドーだったら前を向いてプレーすることが出来ますし、守備陣と攻撃陣を繋ぐことも出来ます。やりがいを持ってプレーすることが出来ていますね」

ーーシーズンは1/3を経過しましたが、開幕から今までの自身をどのように分析しますか?

韓勇太:「開幕から数試合は良いコンディションでプレー出来ていましたが、怪我もあり思うようにいかない期間もありました。
そういった意味でもシャドーでの起用は良いきっかけでしたし、多くの選択肢を与えてくれました。最前線とは求められる仕事は違いますが、ここでもやれるという自信がありますし、このポジションを自分のモノにすることが出来れば、今後のキャリアにおいてもポジティブな影響をもたらしてくれると感じています。
前への推進力やパワーを発揮していきたいです」

ーーJ3リーグはいま拮抗しています。本格的に昇格争いに生き残るためのはどのようなメンタリティが必要だと思いますか?

韓勇太:「とにかく驕らず一戦必勝の精神で試合に臨むことが大事だと思います。順位が拮抗しているということは、チーム同士の実力も似た者同士だと捉えることが出来ます。だからこそ、着実に勝点を重ねて、他のライバルチームが勝点を落とした時でも自分たちは勝点を積み上げる必要がある。そういった意味でも今回の沼津戦は価値のある勝利でした。いかなる時も緩みを見せずに戦いたいです。
とはいえ、気の緩みや集中力不足は、いくら神経を張っていたとしても、疲労によって生じてしまうことがあるので、再三の注意を払って戦っていきたいと思います」

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