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僕が完璧主義で苦しんでいた日々から脱却したストーリー(前編)


今回は、完璧主義でこだわりの強かった僕がどのようにして変容を遂げたのか?

どうして、行動できるようになったのか?

中高生のとき、どのような考え方をしていたのか?

なぜ、完璧主義になったのか?

などについて書いていきます。

完璧主義で行動しない子を見るともどかしくなりますよね?

失敗してもいいから、とにかくやってみたらいいじゃないと思います。

「そんなの意味ない……」ばかり言う子を見ていると、うんざりすることもあるでしょう。

今回の記事を読んでいただくと、完璧主義の子がどのような思考回路を持っているのか。なぜ、「意味がない」という言葉を発するのか。失敗を恐れずに行動しない原意はどこにあるのかについて理解することが出来ます。

根暗な自分がイヤだった

“インポスター症候群”を知って、「あっ、これだった」と思った。


ずっとバレたら終わると思っていた。

小学校高学年くらいからだろうか。

なにをしても、達成感を感じられない。褒められても嬉しくない。

テストで結果を出す。クラスで活躍する。どんなことをしても、特になにも感じなかった。

なぜだろう?

自分には、コンプレックスがあった。内向型というコンプレックス。

もちろん、当時は「内向型」なんて知らないから、「自分は根暗だ」と思っていた。

スーパーで友達に会うと、隠れる。

人と会うと緊張する。

毎日のように遊んでいた友達とも、クラス替えになると一切関わらなかった。

「どうして、あの子と遊ばないの?」と親に言われても、理由は分からなかった。

人と接するのが苦手で、人見知りも強い。

友達付き合いがうまく出来ない自分に心底うんざりしていた。

「いいなぁ」

積極的に友達とコミュニケーションをとれるクラスメイトが羨ましかった。

ただ、クラスで浮いていたわけではない。多分、学校では「人気者」の部類に入っていたと思う。

うまくやっていた。

根暗な自分を隠して、出来るだけ明るく振る舞っていた。“友達”と呼べる子はほとんどいなかったけれど、話せる相手はたくさんいた。

でも、うまくやればやるほど、自分の立ち回りにうんざりする。自分自身、どこかあざとさを感じていた。

小手先でなんとかしている感じ。みんなを騙しているような感覚にとらわれた。

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