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Vol.4 ゲームへ依存するのは、モンスターのせいだ。[不登校とゲーム依存]

諸悪の根源は、「ゲーム」ではなく「子どもを魅了するゲームの魔力」です。

そこで、その魔力を”ゲームチュ・ドック”というモンスターに置き換えて考えてみましょう。

敵は、ゲームチュ・ドックだ!


敵は、こいつだっ!

うちの子が、ゲームに魅了されてしまった! これは、ゲームチュ・ドックの奥義である「チャーム(魅了)」が原因。

チャームの効果

  • 相手を興奮させる

  • 相手をイライラさせる

  • 相手にお金を使わせる

  • 相手をゲームに夢中させて、とりこにする

  • 寝食を忘れて、ゲームに熱中させる

まずいっ。

ゲームチュ・ドックの魅力にハマってしまっている。

なんとか、チャームから解き放たないと!

STAGE 1. 味方だと示して、仲間になる

まずは、子どもに対してあなた(親)が味方であることを示そう。

子どもは、すっかりゲームチュ・ドックに魅了させている。

「ゲームはダメなことだ!」
「ゲームをしていると、生活リズムがくるう」

などと、ゲームを悪く言うと「敵だ!」と思い、攻撃をくらってしまう。

一旦、「敵だ!」と思われると、もうこちらの声は届かなくなる。

まずは、あなたがゲームに対して関心を示し、理解するように心がけよう。

  • 子どもは、どんなゲームをしている?

  • なぜ、そのゲームに取り組んでいる?

  • 子どもが取り組んでいるゲームのおもしろさを5つ答えるとしたらなに?

  • ゲームの魅力は?

  • ゲームの良さは?

この質問に答えられるようにしよう。

敵はゲームではなく、ゲームチュ・ドックだ!

ここをまちがえてはいけない。

あくまで敵は、依存させてくる「チャーム(魅了)」という技だ。

ゲームのことをキチンと理解してくれるあなたが「ゲームの危険性もある」と言えば、子どもも耳を貸してくれる。

まずは、子どもの味方になろう。決して、「敵だ!」と思われないように。

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