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Vol.3 そもそも、本当にゲームは、悪なのか? [不登校とゲーム依存]

”ゲーム依存”という言葉が飛び交い、「ゲームは良くないものだ!」という論調があります。

特にあまりゲームをしないかたほど、「ゲームってなんだか危険だ!」と思うでしょう。

けれど、ゲームが危険かどうかは良く分かっていないのが現状です。

むしろ、「ゲームは脳に良い!」という研究データも多くあるのです。

ゲームのポジティブな効能

ジェイン・マクゴニガル博士も、ゲームの良さを多く語っています。

自分の可能性を信じられる、前向きになる。ゲームをすることでこうした効果がでることは既に論証されています。ただ、それにはゲームは力になるんだ、いい効果があるんだということを知っていなければいけません。ゲームは心身にいい。

実際のところ、ゲームをたのしむ人たちの精神状態というのは、ポジティブで、希望にあふれています。彼らは目標達成にとても真剣に取り組んで、困難に直面しても、まったく諦めません。ゲームというものは、実は人々を「スーパーエンパワード」な状態にしてくれるものでもあるんです。

他にも、

・注意力をキープする力がアップ
・いろんな情報のなかから特定のものに注意を向ける能力がアップ
・空間的な視覚能力アップ(3D空間のなかで物体がどこにあるか把握する能力)
・集中力と記憶力がアップ

などの効果もあります。

ゲームのデメリット

もちろん、ゲームのデメリットもあります。

外部の刺激に反応しやすくなり、報酬に弱くなってしまうという部分もあります。

ゲームをすることでイライラしたり、暴れることもあるかもしれません。

ゲームをしすぎると、生活に支障が出来ることもあるでしょう。

ただ、メリットもデメリットもあるのがゲームなのです。

決して、諸悪の根源ではありません。

実は、ウソ!

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