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子どもに質問をするときに心得ておきたい5箇条


不登校の子と関わる上でなによりも大事なのは、「情報」です。

子ども自身に関わる情報ですね。

学校どうしたいと思っているのか?
今、どんなことで悩んでいるのか?
なにを考えているのか?
毎日は、充実しているのか?
将来、どうしようと思っているのか?
今の自分の状態をどのように捉えているのか?

など、子どもがどのように思っているのか、なにを感じているのか、なにに悩んでいるのかが分からないと、手が打てません。

保護者のかたと面談をしていると、「たぶん、〜だと思います」「〜なように感じます」とおっしゃることがあります。

でも、この「たぶん〜です」って事実ではないのですよね。

あくまで、親御さんが勝手に思っているだけです。

僕の体感で言うと、この「たぶん〜だろう」ってせいぜい30%くらいしか当たっていません。ほとんど的外れなのです。

これは「子どものことを理解出来ていない」と責めたいわけではなく、本人に質問することでしか情報収集は出来ないということです。

直接聞くしか子ども自身がなにを思っているかを知るすべはないのです。

けれど、ほとんどのかたは上手く質問が出来ていません。

大きな原因は、質問の仕方について学んでいないからです。

“問いのデザイン”という言葉がありますが、質問もデザインの一種です。

なんとなくでやればいいというわけではありません。

チラシを作るときにデザインの知識が必要なように、質問をするときには問いのデザインに関する知識がいるのです。

この知識が分かっていることで、お子さんに効果的に質問をすることが出来ます。欲しい情報を得ることができ、適切な関わりをすることが出来るのです。

今回は、『質問の心得5箇条』と題して、質問でやってはダメなことをご紹介します。

この5つの意識するだけでも、これまでよりもお子さんから情報を得ることが出来るでしょう。

質問するのが苦手というかたも、なにを意識して子どもと関わればいいかが分かります。

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質問の心得 5箇条

1. 質問することを恐れない
2. 反応しない
3. 「なぜ?」で聞かない
4. いい加減に質問をしない
5. 自由に答えられる質問をしない

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