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我が子を外へ連れ出す方法[父親の不登校戦略論 vol.5]


父親として、あなたはどんどん子どもと関わっていきたいと思うでしょう。
しかし、「どのように関わっていけばいいのか?」と悩むかもしれません。

子どもを外に連れ出したいけれど、どんなふうにすればいいか分からない。なんて声をかけていいか分からない。
声をかけてもいつも断られる。

今回は、どうすればお子さんが一緒に外へ遊びに出てくれるのか。誘いにのってくれのかについての方法について書いていきます。

こちらの記事で、子どもを「顧客」だと思って接しようと書きました。

ここに書かれていることを実践できていれば、少しずつお子さんとも会話が出来るようになってきているでしょう。
(もし、お子さんとコミュニケーションが取りづらいのであれば、こちらの記事をご覧くださいね)


では、次のステップへ行きましょう。

今回は、子どもをどのようにして外へ連れ出すか? です。

大事なことですが、お子さんの意思や気持ちを尊重してあげてくださいね。

「行きたくない」と言うのに無理矢理連れ出すのは、今まで培った信頼を一気に失うことになります。


さて、あなたは父親として「いろいろな経験をさせてあげたい」「ずっと家の中にいるだけでなく、外の世界も見せたい」と思うことでしょう。

しかし、なにかを提案してもなかなか良い返事を聞けることは少ないのではないでしょうか?(うまく言ってるのであれば、素晴らしいです!!!)

「映画行こうよ」
「ちょっと野球でも見に行くか?」

誘っても、「いや、いい」と断られてしまう。

今回は、どのようにすれば、お子さんを外へうまく連れ出すことが出来るのか? どのような声かけをすればいいのかについて見ていきましょう。

1. 子どもが好きなもの・興味を持つもの
2. 私が好きなもの・興味を持つもの

大きく分けると、提案することは、この2つのどちらかでしょう。
それぞれの場合をもう少し分解して考えていきます。


子どもが好きなもの・興味を持つもの


お子さんが好きなことや興味を持っていることですね。
これは、日々観察していて、話を聞いていたら見えてきます。

ここの記事でお子さんの取扱説明書を作成しました。
そこに掲載されているものを見ればいいですね。

趣味や関心のあること、好きなこと、ハマってることなどです。
その関心事と外の世界を繋げることを考えてみます。

たとえば、ガンダムが好きならば、ガンダムの映画がやっている。展示会がある。限定カフェがオープンしている。新しい本が出版された。などなど。

お子さんが好きなことで、食いつきそうなイベントなどをチェックしておくのが重要です。言わば、良いエサを探してくるということですね。

直接、「ガンダムのイベントとかあるの?」と聞いておいて、後日、「明日、前に言っていたイベント行かない?」と誘うのも手です。

「覚えていてくれた」と思うので、敢えて聞いた日ではなく、別の日に言ってみるのがミソです。(まぁ、そこまでしなくても、「イベントある」って聞いたときに、「行こうよ」と誘うのもOKです)

本人の困りごとに寄り添う

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