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個人事業主として開業してからの経験を書いておく53(前年より売上が落ちたときの罠)

2018年6月に開業した「タカハマプロジェクト」は、お陰様で7年目に入ることができました。

これもひとえに関係してくださった皆様のおかげだと心から感謝しております。

本当にありがとうございます!

ここで、6年目のタカハマプロジェクトと、7年目にはまった罠について書いてみたいと思います。


1.過去最高の売り上げとなった6年目

昨年は、開業当初から業務委託契約を結んでいた案件に加えて、別のお客様の業務委託契約を結ぶことができました。

お陰様で、タカハマプロジェクトは、過去最高の売り上げをたたき出すことができました。

具体的な金額を記載するのは避けておきますが、前年の倍近い売り上げとなりました。
営業活動をしていない私の事業は、過去につながっていた方々とのご縁ですべて成り立っています。

心から感謝いたします。

2.契約終了で案件ゼロになった


ところが2024年に入り、昨年から対応していた案件が次々と契約終了となりました。これはお相手の事情によるものですから仕方のないことです。

ただ、私も良くなかったのですが、次の案件をそこまで真剣にさがしていませんでした。多少の貯蓄はあるし、少しくらいは案件途切れてもいいよねくらいの感じでした。

案件がないわけですから、当然収入がありません。この時点で、私は大きく稼いだ翌年に収入がないことの本当の恐ろしさに気づいていなかったのです。


3.恐ろしい額の納税通知がやってきた

事業をやっておられる方は、本当に毎月なにかの税金を納付している、という感覚だと思います。

まず3月にみんな行う確定申告。ここで昨年の所得税と消費税を納付します。これは問題なく納付しました。

ところが、、この後次々といろんな税金がやってくるのです。ざっとリストアップするとこんな感じです。

・予定納税(所得税)
・予定納税(消費税)
・個人事業税

・住民税
・固定資産税
・自動車税

これ以外にも、
・国民年金
・国民健康保険
・住宅ローン(去年リフォームしまして^^;)
・娘の大学授業料

でですね、、太字のやつらが、去年の所得に連動しているものなので、全部金額が激ヤバなことになっていたのです。

昨年と同じように収入があるか、たんまり貯蓄がないととてもじゃないが払えない。

自分では「まぁーなんとかなるっしょ」くらいに軽く考えていたのですが、ここにきてかなり深刻なことになっていることに気づいたのです。

4.先輩からのアドバイス

早く案件を見つけなきゃ、でも収入ゼロが確定した月もあって、どうやって払えばいいんだろうという焦り。

そんな中、長年社長をやられている先輩からアドバイスをいただきました。それは、

「税務署に行って、納税の分割とか相談してみたら?」

というものです。

だまって納付期限を過ぎてしまわれるよりも事前に税務署に相談したほうが納付の意思があるとみてれるし、割と柔軟に相談にのってくれるそうなのです。

正直、税務署に相談するというのは全く思いつきもしませんでした。

いえ、税務署に相談したところで何も変わらない、と頭の中で思い込んでいたのかもしれません。

5.税務署に納付の相談をした

税理士さんに今年の予定納税などの金額を確認し、税務署に電話で連絡。
担当の人といろいろ話し合い、いったん納付計画の大枠が決まりました。

税務署も、無理なことを言って納付ができないと困るので、割と親身になって相談にのってくれました。

税務署に納付の相談をするとか、本当にサラリーマン時代には想像もつかなかったことです。

6.まとめ

よく、プロスポーツ選手が引退した次の年に税金が払えなくてすごく苦労した、という話を耳にしたことがあります。

規模は全然違えど同じような経験を今回はしたんだと思いました。

改めて身にしみてわかったことは、

「稼いだら稼いだ分だけの税金が翌年やってくる」

ということです。

なので、早めに年間の納付予定の税額をだしてもらうよう税理士さんにお願いしなきゃいけないと思いました。

え、そんなこともやってなかったのか?と多くの方から言われるかもしれませんが、はい、本当にいきあたりばったりだったんです(笑)

これまでお金のことで困らなかったというのは、本当にラッキーだったんだなぁ、と心から感じたタカハマでした。

それではまた!

日々感謝 m(_ _)m















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